電気設備職人:松尾忠祐

プロフィール
名前 松尾 忠祐(まつお ただすけ)
仕事内容 電気設備職人
生年月日 昭和57年3月14日生まれ
出身地 佐賀県

事務所スタッフより

現場ではいつも笑顔を絶やさず、テキパキと仕事をこなす電気設備職人の松尾さん。時にはお施主様の今後の生活を考えて、他のスタッフや職人と議論をぶつけ合う熱い一面も持っています。お客様の暮らしの快適性を常に考えて、毎日の生活には欠かせない「電気」を通して、お施主様の生活をデザインする縁の下の力持ちとも言える職人です。そんな松尾さんにこれまでの経歴や仕事内容、家づくりにかける想い等を聞いてきました。

電気設備職人になったきっかけを教えてください。

松尾職人:初めは友達からちょっと手伝いに来てくれと頼まれたんです。それで手伝いに行ったらいつの間にかそこの会社に勤めていました。気が付いたら長くこの仕事を続けてたという感じですね(笑)

電気設備職人の仕事は具体的にどんな仕事ですか?

松尾職人:電気設備職人の仕事は大きく2つに分けられます。新築の家そのものの電気配線工事。他の業者さんが仕事できるように電気を使える環境を整えることですね。家を建てる現場は、電気がないと他の職人さんの道具が使えません。どんな作業をするにもまず電気ありきなんです。最初は家を建てる前、基礎が入る前に現場調査をして、現場への電気が配給できるように仮設電柱やブレーカー設備を整えます。本当に現場一番乗りですね(笑)ちなみに、最後を締めくくるのも電気設備職人なんです。全ての業者さん方の作業が完了し、美装屋さんがお客様への引き渡し前のクリーニングを終えたら、完成した家の電気系統全てをチェックします。異状がないことが確認できたら仮設電柱等を綺麗に撤去します。そして、いよいよお客様へのお引き渡し日を迎えます。電力会社に連絡し、電気使用者の名義を福岡工務店からお客様の名義に切り換えます。そこで初めて一軒の現場が終了となります。多分色んな業者さんの中でも、建築現場に一番長く携わっていると思います。

仕事で苦労することはありますか?

松尾職人:注文住宅の現場は、建売住宅等と比べると格段に大変ですね(笑)建売の場合ですと、渡された図面通りに配線するだけで特に打ち合わせの必要もないので、2人で現場に入れば1日で終わります。注文住宅になると2人で2~3日はかかりますね。福岡工務店さんの場合は外断熱工法ですから、長い時は2人がかりで4~5日かかることも多いんです。理由は、設備に必要な配線を通すためには、まず壁に穴を開けなきゃいけません。特に福岡工務店さんの家は外断熱工法で「気密性」を重視されているので、配管回りのウレタンや外回りの防水テープ等を施工する必要があります。時間も手間もかかるし、神経も遣う点が大変と言えば大変です。当たり前のことなんですけれども緊張もしますね(笑)気を付けて慎重に施工しないとせっかくの気密性能が下がってしまうだけではなく、もっと酷いことになる危険性もあります。気密の漏れた所から雨水が入ってきたり湿気たりしたら、当然カビてきます。そうやってカビてしまったとしても、上からボードを貼ってクロスを貼っているので目に見えては分からないですよね。お客様が住んでしばらく経った後で「何かここは臭うよ。おかしいよ。」となって、クロスとボードを剥いでみて初めて分かるわけです。もしもそんなことになったら、壁に穴をあけるのは私達だけですから、全て電気設備工事を担当した者の責任です。換気扇の取り付けなんかもそうですよね。だから、100%の責任を持って工事をしています。

やりがいや楽しさはどういうところにありますか?

松尾職人:完成した家に電気を通して、照明の明かりを誰よりも先に見ることができた瞬間ですね。家が完成した時、一番最初に電気を灯すのは電気設備職人だからです。試験点灯も兼ねていますから、お施主様や現場監督より先なんです。私達の特権じゃないですけど、電気を灯した瞬間は「やってよかった!」って大きな満足感がありますね。更地に初めて電気仮設工事で入った日のことを思い出すと、毎回感慨深くなります。

仕事の上で普段から心がけていることは何かありますか?

松尾職人:「自分がこの家に住んだ時、どうすれば便利に暮らせるだろうか」ということをいつも念頭に置いて動いています。お客様との打ち合わせをする時は、特に心がけている考えですね。寝室に付けるコンセントの位置等はいい例です。図面にはないですが、枕元にコンセントがあったら、寝る時にスマホの充電ができるので便利だというアドバイスさせて頂きます。逆に不要だと思うものについては、少しでも安く家を建ててほしいので、その点も積極的にお伝えしています。例えば、吹き抜け天井に取り付けるダウンライトです。電球が切れると業者を呼ばないと交換できません。とてもデザイン性はありますが、電球の取り換えにわざわざ業者を呼ぶ必要があるので、もう少し低い位置に変えませんかといったご提案を差し上げます。仕事柄、福岡工務店以外の家を見るケースも多いのですが、吹き抜けの照明がが切れたまま放置されているケースは本当によく見ます。

これから家を建てようとされるお客様へのアドバイスをお願いします。

松尾職人:一つだけ確実に言えることは、打ち合わせの時に遠慮なくご希望を出して頂きたいということです。後から「やっぱりここに電気のスイッチを付けてほしかった」とお客様に言われても、大工さんに「いや、もうボードを貼ってしまっているから今からはできませんよ」と言われたらお客様もがっかりするし私も後悔します。せっかくの注文住宅なのにガッカリすることがないように、早い段階でできるだけご意見やご要望を何でもお伝え頂くことが一番だと思います。

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