大工職人:丸川和雄

プロフィール
名前 丸川 和雄(まるかわ かずお)
仕事内容 大工職人
生年月日 昭和44年4月12日生まれ
出身地 福岡県

事務所スタッフより

赤渕メガネがトレードマークの福岡工務店一番のオシャレ大工職人。大工職人のイメージをガラリと変えるその佇まいは、現場に新たな風を吹き込んでくれます。

出身と大工になったきっかけを教えてください。

丸川大工:地元福岡です。実家は福岡市西区の周船寺にあります。大工になったのは完全に父の影響ですね。父が大工職人で、私が長男ということもあって後を継ぐことになりました。ただ大工職人になったのは23歳と遅くて、それまでは大工ではなく別の仕事をしてました。

大工職人の仕事を具体的に教えてください。

丸川大工:具体的にと言ったら、床や壁、そしてサイディングを張ったり、後は簡単な家具や作り付けの棚をつくったりすることが大工仕事になります。でも、要望があれば何でもやらせて頂きますよ(笑)年配の大工職人の中にはユンボ(ショベルカー)を使いこなして掘削したり、基礎をつくったり、型枠工事をする大工もいますし、屋根の施工が得意な大工もいます。仕事内容は、一から十まで教えられることはないので、みんな現場で一つ一つ覚えていきます。最初の頃は、先輩大工から「やれ」と言われて見よう見まねでやって、後はやりながら身体で覚えて行くんです。「できるからやる」んじゃなくて、「やりながらできるようになっていく」。大工職人は本当に奥が深いと思います。

仕事で苦労することはありますか?

丸川大工:最近は夏の暑さに苦労してます。家を建てている最中は冷暖房はないので、外と全く同じ環境になります。昔はどうもなかったんですけど、年々暑くなってきているので、寒いのは着込めば何とかなりますが、暑いのはどうにもできません。年齢を重ねると若い頃に比べて余計に堪えます(笑)最近の夏はとにかく暑さと戦いです。とはいっても、一日中外で作業しているわけではないので、屋根を施工する職人さんと比べたらまだ恵まれているほうです。自然を相手に不服を言っても仕方ないですからね(笑)

どんな所にやりがいを感じますか?

丸川大工:自分のやった仕事が形となって目に見えるということは大きな魅力です。物づくりの醍醐味だと思っています。それに、お客様からお金を払ってくださって、更に「ありがとうございます」とお礼まで言われる仕事は中々ないと思います。更にお茶やお菓子を運んできてねぎらってくれるなんて、普通の仕事では中々経験できないことだと思います(笑)後、自分自身のことを言えば、嫌でも体を動かす仕事なので健康的になれますね。同世代の人に比べたら体力は間違いなくあると思います(笑)

大工職人になって何棟ぐらいの家を建ててきましたか?

丸川大工:数えたことはないので分かりませんが、他の大工さんに比べたら少ない方だと思います。大工が墨付けして切り込みするような純和風建築の手仕事が多い現場に長くいましたので、棟数で言ったらそれほど多くないと思います。今はプレカットで部材の規格が揃っていれば家は早く建ちますし、そういう所に長くいれば建てた棟数は増えると思います。

丸川大工の佇まいと純和風建築との間にはギャップを感じるのですが?(笑)

丸川大工:この赤渕メガネにパーマですか?よく言われるんですけど別にオシャレでやっているんじゃないんですよ。パーマをかけておいたら寝癖を誤魔化しやすいでしょう(笑)実はこう見えて、若い時は身なりに気を配るなんてことは全くしてきませんでした。それで特に問題もなかったんです。でも、さすがにこの年になってあんまりヨレヨレの見すぼらしい格好をしていたら、だらしなく見えてしまいますし、それでは周囲に示しがつかないと思うんです。自分が若い頃は施主様と言えば50代、60代の年上の方が多かったのに、今は20代、30代の私よりも年齢の若い施主様もたくさんいらっしゃいます。その方たちから見て私が「親方です」と言ってあんまりヨレヨレの姿で挨拶したら、「この人、大丈夫かな?」となりますよね(笑)なので、最低限のマナーはきちんとしないといけないと思っています。

これから家を建てようとされるお客様へのアドバイスをお願いします。

丸川大工:正直、大工の立場からアドバイスすることは難しいですね。「こういう家が良いですよ」とも言えませんし、こればかりはお客様が何を求めているかで変わってしまいます。注文住宅の家は既製品ではなくオーダーメイドの一点ものです。大工としては毎回毎回現場でゼロからつくって行くものなんです。できれば建てる直前までに、細かい部分まで詰めて頂き、施工が始まったら後はドッシリ構えて待って頂くことでしょうか。急いで建てようとしたり、急いでいるのに途中で変更を加えようとしたりすると、思わぬ所で思わぬミスが出る可能性は増すと思います。後は、あまり安く家を建てられる建築会社はお勧めできません。理由がないと安くはならないからです。材料費をケチって安くしているというのは論外ですが、工期を短縮してコストダウンしている所は、どうしても現場もバタバタしてしまいます。工期が短すぎるのも正直どうかと思います。

施主様が現場にいらっしゃることについてはいかがですか?

丸川大工:実際に私達大工に直接おっしゃるお客様は少なくて、大抵は現場監督さんや担当営業さんと話すことが多いと思います。もし私達に直接言われた場合は、親身になって相談に乗りますし、現場の職人ならではのアドバイスができる場合もあると思います。基本はご希望を何とか叶えられる方向で精一杯知恵を絞りますので、せっかく建てるからには思い付いたことは何でも相談して頂きたいと思います。

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