田原さんファミリー

福岡市南区の閑静な住宅街に一戸建てを新築した田原さん。夫婦共働き、しかも奥様は出産目前という超多忙な中インタビューに応じて頂きました。「家づくりの参考になれば」と快諾して下さったお2人に感謝いたします。

家が完成し入居されて約1ヶ月。マイホームに初めて足を踏み入れた時の感想をお聞かせ下さい。

ご主人:これが我が家なんだ。信じられない。建つものなんだ。夢だったけど実現したんだという感じでした。

「家を購入したい」と思うようになったのはいつ頃ですか?購入のきっかけは?

ご主人:ずっと以前から欲しいと思ってはいましたが、動き出したのは2007,8年頃です。不動産福岡(※)に会員登録をした頃からです。不動産福岡のサイト「福岡の新築一戸建て.com」を見て、もっと見たいなと思ったので登録しました。無料でしたし。そこで占部さんを知り、新聞広告で土地を見つけると占部さんに連絡を取り交渉していただくということを繰り返しました。購入のきっかけは家賃が勿体ないということ。それが一番です。

※株式会社不動産福岡は福岡工務店のグループ企業です

今までの家にどんな不満がありましたか?

ご主人:マンションだったのですが、周囲の音が本当に駄目だったんです。特に真夜中に上の階の人が掃除機をかけたりする音。マンションは24時間誰かが起きている、そんな住まいだったので元々戸建て派の私はマイホームは絶対に一戸建てと決めていました。

奥さま:このことでは夫は絶対に引かなかったですね。

福岡工務店のことはどうやって知ったのですか?

ご主人:「福岡の新築一戸建て.com」によってです。だから不動産福岡の関連会社だということは早くから知っています。

他の建築会社とは比べましたか?

ご主人:住宅展示場には行きました。そうしたら後日、大手ハウスメーカーの営業マンが家に来たんですよ、突然。「今(マンションの)下に来ているんですけど」と。今考えるとそれは普通のことですが、当時は予備知識もなかったので「えっ、家にまで来るの?」と思いました。このメーカーは工場見学会などもあり好印象だったんです。だからまずは第一候補と思い展示場ではアンケートに記入したのですが、そうすると毎日電話が掛かるし挙句の果てはピンポンと来られて。もう大手は嫌だ、やめよう!「地元にしようや」という気持ちになりました。

その頃はまだ中古の一戸建てや新築建売住宅も検討されていたのですね。

ご主人:はい。新築の建売が僕らに買える価格だったので中古案が消えました。その後、案内していただいた土地で「ここに家を建てるとこれくらいの金額です」というセットプランの提案が占部さんからあったものだから注文住宅に傾きました。

福岡工務店に依頼してよかった点を挙げていただけませんか。

ご主人:不動産福岡と切り離しては考えられません。当然、占部さんの人柄です。そして社長や設計士、田之上現場監督の人柄。みなさん、私達に接する時の心の距離が近いんです。

奥さま:普通は営業の人が間に入り設計の人と直接、しかもざっくばらんに話す機会は少ないと思うのですが福岡工務店は違いました。素人の私達に何でも教えてくれました。キャッチボールがあるし、的確で誤魔化しやあやふやな答えがなかったです。なぜこうなるのかという理由付けの説明があったので、その意味では安心して取引ができたと思います。また福岡工務店は長期優良住宅が得意で、今まで建てた全ての住宅が長期優良住宅として国から認可を受けたことも決め手の1つでした。長期が取れる他の工務店と言ってもそれは面倒だし、別のところに行きまたしつこい営業に遭うことへの恐怖心もあったし、皆さん良心的な人だったので、ここでいいと判断しました。

福岡工務店と不動産福岡の対応で悪いところをお聞かせください。

奥さま:最初はよかったのですが一時、反応が遅い時期がありました。忘れられているのかなと心配になりました。

ご主人:不動産福岡への不安感といえばお金のやり取りに関してでした。金銭面に関してはものすごく不安でした。ただでさえ契約という名がつく出来事には不安になりますのでなおさらでした。土地の契約の時はバタバタしている状況だったからそれはそれで仕方ないとして。1回目の金消(金銭消費貸借契約)の時までお金に関しての話しがなかったので「大丈夫なの?」と思いました。金消の予定日について「この日がいいんですけど」と言われ「その日は都合が悪いです」と答えると、中途半端なままに放置され期日が迫ってきました。その頃、土地の担当者からメールがあり「この日の何時に決まりました。ついては実印と通帳を」と。「はい、分かりました」と答えたものの、その後少し考えてからこちらの意見を伝えさせてもらうことにしました。こちらは何千万円というお金が動くので不安でたまらないんですよね。それなのに期日の連絡もなし。金銭や契約に関することは不動産福岡の対応は少し甘いと思います。

もう1つは最後の決済の時のことです。最終的にいくら借り入れをするかについて、ファミリーレストランで話した時。あの頃は考えることがいっぱいで頭の中は「お金、お金、お金」でした。そんな中、私が「当初の予定通りの金額で借ります」と言うと、「実は余りましたから200万円お返しします」と言われて、それは最終的な決済の寸前に聞いたという形でした。それまでの間は最終的にいくら借りればいいかの打ち合わせもなかったですし。設備仕様をいくつかグレードアップしましたが、それがどれくらいの金額に収まったのかを聞いておらず報告ももらっていませんでした。その状態で最終決済に行きましょうだったのです。払えと言えば払います。がそんな話しはないと思います。

融資や諸手続きの流れをきちんとお伝えしていなかったのですね。

ご主人:福岡工務店や不動産福岡にとっては毎度のことなので、「次に行うのはこの手続き」というのが分かると思いますが、僕等はどれが先に来るのかすら分からないから、「次は何をする」「費用はいくら掛かるのか」を言ってもらわなくては困ります。その辺のフォローが甘いなと思いました。

解決策として互いのスケジュール確認を密に行うことが必要ですね。

ご主人:今どこの家がどのような進行状況かが分かるようにしてはどうですか?事務所の壁に貼り出すとかして。棟数が多いと「壁に貼る」のは難しいかも知れませんが。連絡が後手後手になるとお客側は不安になるんです。僕はネットや本で勉強して、次はこれが来るなと分かるようになりました。工程の流れを伝えるのと同様、金銭的な流れも「ここでこんな動きがあります」と教えてくれなくてはいけません。何も知らない人は「一番最後にこれだけローンでお金を借りて支払えばいいんですね」としか思っていないので。間にさまざまな契約があるとは思っていません。だから一目瞭然のものを作る必要があります。

奥さま:自分達がそれを見たかったですね。それをいただいていたら安心できたと思います。エクセルで作った工程表をもらったが、それと同様の、土地の契約から引き渡しまでの金銭面・契約面の一覧表があると、買う人はすごく安心すると思います。誰もが分かる物「今うちはここまで進んでいる」しかも施主と不動産福岡と工務店が共有できる物。連絡を密に取らなくてもそれを見れば分かる物。契約は占部さんですが、家をつくっているのは田之上さん。その進行が少しでもずれると買い主への連絡もずれてしまいます。実際こう言えるのも僕が仕事で失敗したことがあるからなんです。段取りと詰めを表面化させることの重要性をその時に知ったんです。今回の契約に関する諸々のこちら側の意見は、その都度電話すればよかったのでしょうが、「言われるまで待っていよう」という性格なものだから…いよいよ不安になった時に最後にボーンと言ってしまいました。そういう性格の人間もいるんだよ、ということを分かっていただけたらそれでいいです。またこの件はお伝えしないと不動産福岡のためにはならないと思いお話しさせてもらいました。

※いい事ばかり言われても企業の成長はありません。自社の悪いところを知ることは大切です。おっしゃっていただいてありがとうございます。最後の編集後記にこの件に関するお詫び、そしてご意見をいただいた後の改善状況を記してありますのでご一読下さい。

福岡工務店と不動産福岡の今後についての要望をお聞かせください。

ご主人:「今」を継続して欲しいです。でも継続は難しいことですよ。手を広げるのもいいのですが、手薄になるから伸びた所があってもマイナスがあると意味がないと思います。現状目立った問題がない限りは、少しずつ上を向くことがいいのではないでしょうか。

奥さま:質を落とさないのが最善だと思います。でも客が増えると質が落ちるのでしょうね、1人の負担がかなり増えるだろうから。

これから家を購入する人へのアドバイスをお願いします。

奥さま:頭金があればあるほど自分達の理想に繋がります。今後家を建てる人にはお金(頭金)はあればある方がいいと伝えたいですね。また今の社会だからインターネットでの検索や、書籍(ハウツー本)の立ち読みなどをしてください。色々なものを見て学んで損はないと思います。人の真似は大切です。

ご主人:僕等は家の仕様についてはかなり勉強しました。福岡工務店で色々教えてもらって復習するという感じでやりました。

最後に家を買うことの最終的な目標は何ですか?

ご主人:後に残せるということだと思います。子供達がどうするかは別として自分のやった物が残るということです。自分の生きた証ですね。そう言って建てたおやじの家を僕は継がなかったけど…でも「土地を持っている」はずっと憧れでした。後々建て替えようが売ろうが、子供達の勝手ですけど財産になります。ここがマンションとの違いですね。後は自分次第。僕らに掛かっています。早く潰れるか、長く持つかは、僕らの暮らし方次第ですね。

<編集後記>
この度は田原さんご夫妻には家という高い買い物であるのに、不安にさせてしまい本当に申し訳ありませんでした。手続きへの慣れから業務怠慢になっておりました。いただいたご意見をしっかり受け止め初心に返らせていただきます。今回のご意見を元に以下のように改善させていただきました。

①不動産福岡の土地の担当者と福岡工務店が密に情報交換をして逐一確認し合う。

②契約・金銭の流れ一覧を作成し、何のどの時点でどのようなお金が掛かるのかお客様に事前に説明する。

③週に1回の工程会議では必ず施主様1人1人について社員全員が把握するようにしております。(こちらは以前から行っておりましたが更に強化するようにしております)

これからも、日々精進させていただきますので何卒よろしくお願いします。

高気密・高断熱住宅<木造2階建て>
竣工 2011年8月
屋根 外張り断熱工法
現場発泡ウレタン
敷地面積 --
延床面積 約35坪
施工床面積 -