家づくりでよくある失敗談から学ぼう【損する家づくりと得する家づくり】

家づくりでよくある失敗談から学ぼう【損する家づくりと得する家づくり】

「家は3回建てないと理想通りにならない」という言葉がありますが、ほとんどの方にとって家づくりは一生に一度のことです。そのため、最初から理想通りの家にしたいと考えるのは当然のことです。

そこで、本記事では、すでに家づくりをおこなった先輩たちの失敗談を取り上げながら、損する家づくりと得する家づくりについてわかりやすく解説します。

 

 

 

家づくりでよく見る失敗談

家づくりでよくある失敗談から学ぼう【損する家づくりと得する家づくり】

多くの方が失敗したと感じている家づくりの失敗談を確認してみましょう。家づくりの失敗談としてよくあるのは以下の通りです。

●視線を考慮した設計ができなかった
●バルコニーをつくったけど使わない
●トイレの位置の配慮が足りなかった
●リビング階段は来客の時に気を使う
●吹き抜けは寒くて2階も狭くなった

それぞれ順番に解説します。

 

視線を考慮した設計ができなかった

皆さん、リビング周りの窓はこだわりを持ってプランニングされます。しかし、そこで失敗に陥りがちなのが立地の考慮です。例えば、「開放的にしたくて大きな窓をつけたら道路から丸見えになってしまう。」というケースがあります。

【解決方法】

①視線を考慮して設計する
②高い位置に窓を設ける
③植栽などによって視線を遮る

 

バルコニーをつくったけど使わない

バルコニーがほしい理由に「洗濯物を干すスペース」が多いと思います。しかし、福岡は花粉や黄砂やPM2.5など、洗濯物を干す際に頭を悩ませる要素が多くありますので、本当にバルコニーが必要かどうか改めて考えましょう。

【解決方法】

①バルコニーを使いやすい動線にする
②ランドリールームをつくり部屋干しする
③乾燥機を導入して干す手間を省く

 

トイレの位置の配慮が足りなかった

LDKや寝室近くに設けると、食事や睡眠時に音や臭いが気になることがあります。また、玄関付近に設けると、来客時に行くのが気まずいこともあります。そのため、トイレの位置は消去法ではなく暮らしを想像して決める必要があります。

【解決方法】

①音や臭いを考慮して設計する
②玄関から見えない位置に設ける
③隣接する部屋の防音性能を高める

 

リビング階段は来客の時に気を使う

リビング階段は、家族のコミュニケーションが増えるなどのメリットがありますが、反面、2階に居室がある家族に来客があるとリビングを通ることになるため、常に綺麗にしておかなければならないというのが失敗談として挙げられます。

【解決方法】

①リビングの端に階段を設ける
②玄関付近の位置に階段を設ける
③リビング以外の場所に階段を設ける

 

吹き抜けは寒くて2階も狭くなった

暖かい空気は上にあがる性質があるため、吹き抜けの1階部分は寒くなりがちです。そうなると、エアコンの出力を強くする必要があり、光熱費が高くなることにつながります。また、二階の床面積が小さくなり部屋数や広さが不足しがちです。

【解決方法】

①高気密高断熱の住宅を選ぶ
②必要な部屋数や広さを伝える
③吹き抜けを最適な広さで設計する

 

家づくりでよく見る失敗談のまとめ

ここまで家づくりでよく見る失敗談を確認してきましたが、併せて記載したような解決方法を意識することで、多くの失敗談を解決した家を実現することができます。

そして、その鍵を握るのが「暮らしを想像すること」「問題を解決できる間取り」です。自由設計の注文住宅であれば間取りを自由にできるため、設計士に気になる点を相談しながらひとつひとつ解決していけるでしょう。

福岡工務店では、お客様がお住まいになられて後悔することがないように、設計士が直接ヒアリングさせていただき、ご要望を踏まえてプランを練り上げていきますので、ぜひ一度「カタログ請求」していただくか「来社予約」よりお気軽にご相談ください。

 

 

家づくりはめんどくさい?

家づくりでよくある失敗談から学ぼう【損する家づくりと得する家づくり】

家づくりをおこなった方の中には「めんどくさい」という感想を持った方もいるようです。その理由には以下のようなものがあります。

●設計から建築までの手続きが複雑
●打ち合わせが多く手間も時間もかかる
●細かい部分まで決めなければならない

それぞれ順番に解説します。

 

設計から建築までの手続きが複雑

注文住宅は、ゼロから設計して建築するため、建築会社とのやり取りが多く必要になります。また、建築基準法などの法令も考慮しなければならないため、建売住宅などと比較すると手続きが複雑と言えるでしょう。

 

打ち合わせが多く手間も時間もかかる

注文住宅をご検討されている方は、理想を実現したいという想いが前提にあると思います。そのため、施主が設計に関わることが多く、設計士との打ち合わせ回数が多くなり、時間的にも負担が大きくなります。

 

細かい部分まで決めなければならない

注文住宅は、生活スタイルに合わせて設計するため、設備などの細かい部分まで自分で決めなければなりません。そのため、どのような家にしたいかという施主自身の考えや決断力が必要とされることがあります。

 

 

損する家づくりと得する家づくり

家づくりでよくある失敗談から学ぼう【損する家づくりと得する家づくり】

続いて、家づくりの損得について考えてみたいと思います。暮らしてから後悔しないために参考にしていただければ幸いです。

 

損する家づくり

損する家づくりとは、住宅を建てる際の価格を安く抑えることができたとしても、将来的にトラブルや不便が生じたり、経済的に効率が悪い家づくりのことを指します。

家は大きな買い物なので多くの方が予算を抑えたいと考えています。しかし、将来的なランニングコストやメンテナンスコストを考慮せず、安価で提供している建築会社を選んだ場合、将来的に予期せぬトラブルや不便が生じることがあります。

例えば、現場の管理が行き届いておらず納期が遅れることや、工事や建材の品質が悪いと耐久性に懸念を抱えることになります。また、気密性能や断熱性能が低いと、光熱費が高くなるだけでなく快適性も損なわれます。さらに、カビや結露などにより建物の構造の劣化を早めることにつながり、メンテナンスや修繕費用が高くつくということもあるでしょう。

 

得する家づくり

得する家づくりとは、住宅を建てる際の価格を安く抑えることができなかったとしても、将来的に長く快適に住むことができ、経済的に効率が良い家づくりのことを指します。

家は大きな買い物なのでついつい目先の金額に目を奪われがちです。しかし、将来的なランニングコストやメンテナンスコストを考慮し、価格だけでなく快適性や耐久性なども総合的に考え、長期的な目線で検討をおこなうことが大切です。

そこで、重要なのが性能に注目することです。気密性能や断熱性能を向上させることで省エネ効果を高め、毎月支払わなければならない光熱費を抑えることができます。また、健康にも配慮した換気や採光に配慮した設計をおこなうことで、快適な住環境を実現することができます。さらに、工事や建材の品質も安心できるため長く安心してお住まいいただけます。

 

 

まとめ

家づくりでよくある失敗談から学ぼう【損する家づくりと得する家づくり】

本記事では、すでに家づくりをおこなった先輩たちの失敗談を取り上げながら、損する家づくりと得する家づくりについてわかりやすく解説しました。

得する家づくりをおこなうためには、複数の建築会社に話を聞いて見積りを依頼することが大切です。見積りを見比べることで必要以上にコストがかかるのを防ぐことができるでしょう。

また、価格だけに捉われず、長期的な目線で光熱費やメンテナンス費まで含めたトータルコストで比較することも重要です。高気密高断熱の高性能住宅は、割高に感じるかもしれませんが、快適で健康に暮らせる住宅であれば光熱費や病院費も削減でき、住宅が長持ちするのでメンテナンス費を抑えることにもつながります。

福岡工務店では全棟長期優良住宅にこだわり、福岡の地で最適な高性能住宅をコストパフォーマンス良くご提供しています。家づくりで失敗したくない方、価格以上の価値を感じられる家を建てたい方、家族が快適で健康に暮らせる家を求めている方は、お客様の理想の暮らしを実現するプランをご提案させていただきますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。