大人気の平屋を新築する場合の費用や価格【20坪・30坪・40坪の平屋を解説】

大人気の平屋を新築する場合の費用や価格【20坪・30坪・40坪の平屋を解説】

平屋の人気が高まっている現在、平屋を新築でご検討されていて、費用や価格などが気になっている方は多くいらっしゃると思います。

本記事では、平屋の新築を検討している方に向けて、平屋の新築に必要な費用や価格を、20坪の平屋・30坪の平屋・40坪の平屋でそれぞれ解説します。

 

 

 

新築の平屋の費用

大人気の平屋を新築する場合の費用や価格【20坪・30坪・40坪の平屋を解説】

新築の平屋を建てる費用は、大きく分類すると以下の4点が挙げられます。

●建物工事費用
●付帯工事費用
●諸費用・その他
●土地購入費用

それぞれ順番に解説します。

 

建物工事費用

新築する際に最も費用がかかるのは建物工事費用です。建物工事費用・付帯工事費用・諸費用を合わせた費用全体の75%程度となります。

チラシやホームページなどで建物の価格を載せている場合、この建物工事費用の価格で表記されることが一般的です。そのため、新築の際は別途、付帯工事費用と諸費用が必要になります。

また、住宅業界でよく用いられる「坪単価」も建物工事費用から算出できますが、坪単価の計算にはルールがなく、実際の建物工事費用より安く見せることができるため、安易に価格の物差しにしないことをお勧めします。

詳しくは、「注文住宅の価格を正しく知る方法【坪単価にはカラクリがあるため要注意】」のページをご覧ください。

 

付帯工事費用

次に必要な費用は付帯工事費用です。建物工事費用・付帯工事費用・諸費用を合わせた費用全体の10%程度となります。

付帯工事費用には、解体・造成・地盤などの土地に建物を建てられるようにする工事費用、屋外の給排水・電気・ガスの工事費用、外構・造園の工事費用などがあたります。

全ての工事が必要になるわけではありませんが、土地の状態やインフラの状態などによって金額は上下するため、予算を組む際には必須経費として付帯工事費用を含めておきましょう。

 

諸費用・その他

次に必要な費用は諸費用です。建物工事費用・付帯工事費用・諸費用を合わせた費用全体の15%程度となります。

諸費用には、印紙税・登録免許税・不動産取得税などの税金の費用、ローン保証料・融資事務手数料・火災(地震)保険料などの住宅ローンに関わる費用などがあたります。

その他に、建て替えであれば仮住まい費用、お住まいになる際の引越し費用、地鎮祭などの各種式典をおこなう際の費用なども必要となります。これらも予算を組む際の必要経費として含めておきましょう。

 

土地購入費用

新築する際には、土地を所有していない方は土地を購入する必要があります。都心と郊外では土地の価格が大きく変わるため、建物の総費用を想定した上で土地探しをおこなうと良いでしょう。

 

 

新築の平屋と2階建ての価格の違い

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延床面積が同じだった場合、新築の平屋と2階建てでは価格に違いが生まれます。その要因として以下の2点が挙げられます。

●建物による価格の違い
●土地による価格の違い

それぞれ順番に解説します。

 

建物による価格の違い

建物による価格の違いは、基礎や屋根の面積が大きく関わります。

平屋と2階建ての延床面積を同じ30坪で仮定すると、平屋は1階の床面積が30坪となり、2階建ては1フロアの床面積が最小で15坪となります。

1フロアの床面積が大きくなると、比例して基礎と屋根の面積も大きくなります。基礎と屋根は工事や建材の単価が高いため、それらの面積を少なくできる2階建ての方が安くなるのです。

 

土地による価格の違い

土地による価格の違いは、「建ぺい率」が大きく関わります。

平屋と2階建ての延床面積を同じ30坪で仮定すると、平屋は1階の床面積が30坪となり、2階建ては1フロアの床面積が最小で15坪となります。

土地には、建築可能な面積の基準である建ぺい率が定められています。建ぺい率60%の土地の場合、平屋を建てる際には最小でも50坪の土地が必要です。2階建てを建てる際には最小で25坪の土地で良いため、コンパクトな土地での建築が可能になります。そのため、土地の購入価格を抑えることができます。

 

 

新築の平屋の価格

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建物の形状・性能のレベル・設備のグレードなどによって価格に大きな違いが出ますが、以下の5点を算出していきます。

●新築の20坪の平屋の価格の相場
●新築の25坪の平屋の価格の相場
●新築の30坪の平屋の価格の相場
●新築の35坪の平屋の価格の相場
●新築の40坪の平屋の価格の相場

それぞれ順番に解説します。

 

建築会社の特徴毎の価格イメージ

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上記は、建築会社の特徴ごとの価格イメージをわかりやすく表にしたものです。実際の坪単価は、建物が小さくなるほど高くなり、大きくなるほど安くなる傾向にありますが、それらは考慮されておりません。

また、福岡工務店は高性能住宅を標準としているため、工務店の高性能系の④にあたります。

 

新築の20坪の平屋の価格の相場

20坪の平屋の場合、間取りは「1LDK」になるでしょう。価格の相場は、全体で見ると約600~2400万円となり、④で見ると約1200~1800万円となります。

※福岡工務店は長期優良住宅が標準仕様です。戸建てで長期優良住宅の認定を受けるためには延床面積が22.69坪(75㎡)以上必要になります。そのため、福岡工務店では20坪の平屋の建築を請け負うことはできません。

 

新築の25坪の平屋の価格の相場

25坪の平屋の場合、間取りは「2LDK」になるでしょう。価格の相場は、全体で見ると約750~3000万円となり、④で見ると約1500~2250万円となります。

 

新築の30坪の平屋の価格の相場

30坪の平屋の場合、間取りは「3LDK」となるでしょう。価格の相場は、全体で見ると約900~3600万円となり、④で見ると約1800~2700万円となります。

 

新築の35坪の平屋の価格の相場

35坪の平屋の場合、間取りは「4LDK」となるでしょう。価格の相場は、全体で見ると約1050~4200万円となり、④で見ると約2100~3150万円となります。

 

新築の40坪の平屋の価格の相場

40坪の平屋の場合、間取りは「5LDK」となるでしょう。価格の相場は、全体で見ると約1200~4800万円となり、④で見ると約2400~3600万円となります。

 

 

まとめ

大人気の平屋を新築する場合の費用や価格【20坪・30坪・40坪の平屋を解説】

本記事では、平屋の新築を検討している方に向けて、平屋の新築に必要な費用や価格を、20坪の平屋・30坪の平屋・40坪の平屋でそれぞれ解説しました。

平屋を新築する上で、どのような費用が必要になり、どれくらいの価格が相場なのかを知ることは、会社の選び方や予算の考え方などの指針にできるでしょう。

しかし、注文住宅には全く同じ家というのは存在しないため、プランが完成して見積りをもらうまで実際の価格はわかりません。そのため、今回ご紹介した価格の相場はどうしてもアバウトなものとなってしまいます。

福岡工務店は、平屋の施工実績が数多くあります。家づくりの進め方で悩んでいる方はもちろん、プランのご相談から見積りのご依頼まで承っておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。