「糸島市06」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

こんにちは。リポート担当の矢野です。
9月14日(日)晴れ。
本日は基礎工事の現場をリポートしてまいります!

▼現在は「配筋」の途中です。ここに至るまでを工程順にご紹介していきます。

▼まず、敷地の周り囲むように遣り方(やりかた)という板を設置します。
遣り方とは、建物の正確な位置・寸法・直角・地盤の水平を出すなど、これから進む建築において基準となる非常に重要なものです。

▼遣り方には印の書き込みがあります。この「斜線」は基礎断熱材の厚みを指し、「60/90」は150㎜の基礎コンクリートの厚みで、90㎜と60㎜の間が芯になるという目印です。

▼その後に行われるのが「根切り」です。
根切りとは、基礎をつくるために地盤を掘削する土工事のこと。土地を掘り、植物の根を切ることから根切りと呼ばれています。

▼全面に張られているグレーのシートは「ターミダンシート」、シートに覆われた盛り上がりの中身は「砕石転圧」です。
砕石転圧は敷き詰めた砕石に圧力を加えて地盤を締め固めること。これにより、沈下やズレを防ぎ、平らで安定した地盤が形成され、建物の耐久性を向上させています。その上をターミダンシートで覆い、防湿・防蟻の役割を果たします。

▼地盤の周りには「捨てコンクリート」を打設し、基礎の中心や型枠の位置などの墨出しを行います。

▼これから組まれていく配筋の下には、「サイコロスペーサー」と呼ばれるブロックが敷かれています。これは60㎜以上のかぶりを確保するために敷かれています。

▼現在は配筋の外枠まで出来ていて、これから中側を組んでいきます。そのための事前準備として綺麗に配置されている光景を見ることができました。仕上がっていくのが楽しみですね。

▼道路の土掃除用の道具も備え、近隣へのご迷惑にならないよう基礎工事を進めていきます。

配筋が組み終わったら、次は土間コンクリートの打設です。
また見える風景がガラッと変わっていくので、次回のリポートもお楽しみに!