屋根材にガルバリウム鋼板

屋根材にガルバリウム鋼板福岡工務店では、耐久性・耐震性・デザイン性などのトータルバランスを考慮し、ガルバリウム鋼板という屋根材を標準にしています。

本記事では、ガルバリウム鋼板とは何か、ガルバリウム鋼板のメリットなどをご紹介しています。

 

 

 

ガルバリウム鋼板とは

屋根材にガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、1970年代にアメリカで開発された、鉄板に亜鉛・アルミニウム・シリコンのメッキを施したものです。亜鉛のみをメッキしたトタンに比べ錆びにくく、次第に世の中に普及していきました。日本でも1980年代に商用生産がはじまり、住宅建材として広く採用されています。

一般的に総称して「ガルバ」と略されています。住宅を通して長期間お客様と関わりをもつ建設業界はとても保守的です。なぜなら、新しい建材を使って不良品であることが発覚した場合、会社の信頼が落ちるばかりか住む人に大きな迷惑をかけるためです。

しかし、商品化されてから40年近くの実績をもつこの建材は、そのデメリットも踏まえた上で今後もますます多くのシーンで活用される建材となることでしょう。

屋根材にガルバリウム鋼板

 

 

ガルバリウム鋼板のメリット

屋根材にガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板には以下のようなメリットがあるため、福岡工務店では屋根材の標準としてご提案しております。

 

長い耐用年数と高い耐久性

ガルバリウム鋼板は、耐用年数が25年~35年と長くメンテナンスの回数が少なくて済みます。トータルコストを抑えることができるだけでなく、錆から始まる穴開きさえなければ40年以上の耐久性も期待できます。

これまで主流だった屋根の耐用年数が、スレート屋根が30年程度、瓦屋根が60年程度だとすると、その中間くらいの耐用年数があります。

 

地震や台風の災害に強い

ガルバリウム鋼板は、これまでの屋根に材に比べると圧倒的に軽い屋根材です。スレートの屋根材と比べると1/50程度、瓦屋根と比べると1/20程度です。

屋根が軽いということは家にかかる荷重が小さく地震などの災害に対して強くなり、家の重心を下げることで安定して揺れに対応できます。また、鉄板をかみ合わせて施工するガルバリウム鋼板の屋根は、風で飛ばされたりズレたりする現象が起こりにくいという利点もあります。

 

優れたデザイン性

純和風や南欧風などの意匠性が大切になる住宅では金属屋根はバランスが悪くなります。しかし、現在はシンプル・モダンをベースにし、太陽光パネルなどの設備を屋根に設置することを前提にした住宅が多く建築されています。

そのような流れから、コスパ、施工性、意匠性を高める建材として、建築家の方々を含めた多くの建築会社で採用されています。箱型や箱型に近いデザインの際には屋根勾配を緩くする必要がありますので、そのような専門的な視点でも使いやすい建材です。

 

 

まとめ

屋根材にガルバリウム鋼板

本記事では、ガルバリウム鋼板とは何か、ガルバリウム鋼板のメリットなどをご紹介しました。

ガルバリウム鋼板を屋根材に使用することによって、耐久性・耐震性・デザイン性などの多くのメリットがあります。

福岡工務店では屋根材の標準としてご提案させていただいておりますが、お客様のご要望に応じて屋根材を変更することもできますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。