強風や水害に強い家

強風や水害に強い家

2022年、建物が倒壊するレベルとまで言われた猛烈な台風11号が遅い、不安な気持ちで過ごされた方も多かったと思います。また、線状降水帯によって福岡県、佐賀県、大分県では、床上浸水や床下浸水などで住宅に大きな被害をもたらしました。

本記事では、台風や豪雨によってもたらされる強風や水害から家を守る方法などをご紹介しています。

 

 

台風から家を守る

強風や水害に強い家

台風の強風による被害を少なくするために注意しないといけないのは、屋根材やサッシの選び方と施工精度です。

 

屋根材の特徴と比較

台風で被害を受けやすいのは屋根材です。強風でも飛ばされにくい素材を選択しておくことは重要な対策のひとつです。一般的に使用されている屋根材の特徴を比較すると以下のようになります。

風の強さ平均風速瞬間風速屋根への影響
強い風15以上〜20未満20〜30屋根瓦・屋根葺材がはがれるものがある
非常に強い風20以上〜30未満30〜40屋根瓦・屋根葺材が飛散するものがある
強烈な風30以上〜35未満40〜50固定が不十分な金属屋根の葺材がめくれる

近年の台風や豪雨などの災害の多さを考慮すると、「強烈な風」の平均速度・瞬間風速を基準にする必要があります。つまり、正しく固定された金属屋根で考えておかないと、瓦屋根やスレート屋根では破損する機会が多くなっているのです。

 

瓦屋根

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瓦屋根は重くて耐久性が高いのが特徴ですが、重さゆえに台風などの強風で飛ばされると非常に危険な屋根でもあります。

瓦屋根は桟木(さんぎ)と呼ばれる細い材料に瓦を釘打ちしています。強風の場合、風は吹き上げてきますので必ず瓦の隙間から風が侵入します。よって釘打ち部分が劣化(桟木の腐食など)したり、想定外の風の影響で瓦が飛ばされてしまうことがあるのです。

 

スレート屋根

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スレート屋根は軽くて耐久性が高いのが特徴です。しかし、金属屋根と比較すると組み合わせているパーツが小さいため重ねて施工します。

瓦と比較して風が入り込む隙間は少ないですが、その分、軽い素材なので同じく強風で飛ばされてしまう可能性があります。また、素材の強度が高いわけではないので飛散物で割れてしまう可能性もあります。

 

ガルバリウム鋼板

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ガルバリウム鋼板は金属製で風に強く錆びにくいのが特徴です。瓦やスレートと比較してパーツの面積が広く、板金工事でそれぞれをかみ合わせて施工します。さらに、棟から軒に向かって縦に葺く「縦ハゼ葺き」で施工すれば耐久力はより高まります。

福岡工務店では、「風で飛ばされにくい」「水の侵入を防ぐ」「軽くて地震に強い」という理由からガルバリウム鋼板の屋根材を標準にしています。

詳しくは「屋根材にガルバリウム鋼板」のページをご覧ください。

 

縦ハゼ葺きを標準施工

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福岡工務店では、ガルバリウム鋼板の屋根工事は縦ハゼ葺きを標準施工としています。縦ハゼ葺きは、屋根の意匠性は限られてしまいますが、風雨に対して以下のメリットがあります。

●水が流れやすく屋根からの雨水の侵入をより防ぐことができる

●太陽光パネル設置の際、屋根材に釘で穴をあけない

●風に飛ばされにくい構造である

 

サッシ・シャッター

台風が上陸すると窓に風圧がかかり、窓枠の隙間から雨水が侵入してしまう恐れがあります。福岡工務店のサッシは、様々な検査基準があり水密性能も測定しています。

また、防風対策に「シャッターは効果的なのか?」との質問をよくいただきます。最近の住宅では、「コストがかかる」「デザインが損なわれる」「メリットもデメリットもある」などの理由から標準で付いていない場合が多いです。

強風時の風速を考えるとシャッター素材は簡単に吹き飛ばされてしまう物であることや、飛来物による損傷防止は防犯ガラスや飛散防止フィルムなどの選択肢があるためです。以上により、シャッターに関しては施主様の考え方で判断していただくケースが増えています。

 

耐風性の鍵は施工精度

風雨対策で重要なのは下地処理です。防水シートの施工や気密テープの貼り方、窓周りなどの雨水が侵入しやすい箇所の防水施工を厳しく管理しています。

注文住宅は、施工精度によって品質が大きく変わります。だからこそ福岡工務店では、施工管理を徹底し安心安全な住宅のご提供に努めています。

 

豪雨から家を守る

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住宅における水害とは建物への水の侵入です。近年は、豪雨災害によって冠水や河川の氾濫が多発しています。では、どのような家が水害に強いと言えるのでしょうか?

 

浸水被害は深刻

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河川の氾濫などで押し寄せてくる水は泥水です。床下浸水が起こると床下に汚泥が堆積して雑菌が繁殖しドブのような悪臭が発生します。木造住宅の場合、土台を含めた構造材がダメージを受けて住宅の劣化を早めてしまいます。

また、被災後に床下や壁の中に湿気が溜まっていると腐朽菌やシロアリの被害を引き起こします。さらに、床上浸水が起こると構造材のダメージに加えて、住宅設備機器や家財、そして、何より悲しいのは思い出の品々を処分しなくてはならなくなることです。

 

床下浸水は保険対象外

じつは床下浸水は保険対象外です。床下浸水になった時の対応は以下の通りですが、これらを自己責任でおこなうことになります。

●床材や畳などの下地を外して汚水の状態を確認する

●床下に溜まった汚泥や汚水を掻き出して綺麗にする

●水に浸かると断熱機能を失う断熱材を除去・新設する

●基礎に損傷や影響がないかを確認する

●ベタ基礎コンクリートの場合、水道水などで洗い流す

●基礎の通気口に送風機などをつけて床下を乾燥させる

●床下を消石灰(強アルカリ性の殺菌作用)で消毒する

●必要に応じて調湿剤や消臭剤を配置する

 

浸水の原因

水は家のあらゆる穴や隙間から侵入してきます。日本の住宅の多くはコンクリートの基礎の中の風通しを良くするため、基礎に通気口があったり、基礎パッキンという基礎と土台の間に空気を通す固いプラスチックのスペーサーを挟み込んでいます。

強風や水害に強い家

つまり、通気を良くするための工法が、結果的に自由に水の侵入を許してしまう環境をつくりあげているのです。

浸水被害をなくす方法は隙間をなくすことですが、床下の通気を優先する工法では考え方が矛盾するので不可能です。細々したアイデアで浸水を防ぐ住宅も考えられていますが、いざというときにしっかり機能するように点検や動作の確認は必須です。

 

浸水の対策

普通に建築しても水害に強い家、床上1mの水に浸かっても室内に水が入らない家、じつはそれが福岡工務店の住宅なのです。それはなぜか?理由は隙間がないからです。

強風や水害に強い家

福岡工務店の外断熱工法は基礎の空間も室内と同一化し、断熱層はもちろん、コンクリートの打ち継ぎまで徹底的に気密処理をおこないます。隙間がほとんど存在しないため、必然的に水害に強い家となっているのです。

 

まとめ

強風や水害に強い家

本記事では、台風や豪雨によってもたらされる強風や水害から家を守る方法などをご紹介しました。

近年、台風や豪雨による強風被害や浸水被害が後を絶ちません。これからの家づくりには強風や浸水の対策は前提となってくるでしょう。

福岡工務店では、災害にも対応できる施工精度にこだわった家づくりをおこなっております。台風や豪雨などの今後も起こり得る被害を最小限にし、安心して暮らせる家を建てたいとお考えの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。