「福岡市早良区東入部01」注文住宅現場リポート④【上棟式】
こんにちは。リポート担当の有村です。7月4日(土)曇り。本日は、福岡市早良区東入部にて上棟式を執り行いました。この日はありがたいことに2件の上棟式を執り行うことができました。心配された雨もほとんど降ることもなく滞りなく上棟式を行うことができました。それでは早速リポートしていきたいと思います。▼本日の現場です。クレーン車が到着し、大工職人が上棟準備を始めていきます。

▼お施主様ご一家がご到着され、棟梁の丸川大工のご紹介後、建物の四方を清める「四方払い」を行いました。建物の四方をお米、お塩、お神酒で清めていきます。



▼四方のお清めが終わり、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を記念して全員で乾杯です。

▼8時頃、いよいよ上棟作業スタートです。大工職人が一斉に所定の位置に柱を運んでいき、立てていきます。


▼あっという間に柱が立て終わり、続いて梁や胴差といった横架材を取り付けていきます。「かけや」と呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。どんどん進んでいく様子は見ているだけでもワクワクしますね。





▼横架材の取り付けが完了すると、下では「建て入れ直し」が行われていました。柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、垂直になっているかミリ単位で確認していきます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整していきます。


▼建て入れ直しが終わり、柱が垂直となったため、2階部分の床合板を敷いていきます。


▼ちょうど合板が敷き終わるころに2階の部材が届き、クレーンで搬入を開始します。大きなクレーン車はいつ見ても迫力がありますね。


▼1階同様に2階部分の柱や横架材を取り付けていきます。上棟にはいつもお馴染みのメンバーが集まるので笑顔が絶えません。





▼横架材まで取り付けが完了し、続いて屋根部分の柱となる小屋束を取り付けていきます。

▼小屋束に母屋と呼ばれる横架材を取り付けていきます。1番高いところの母屋を「棟木」と呼び、棟木が取り付けられた時点で「上棟」となります。


▼母屋を渡し終え、「かすがい」と呼ばれる金物を打ち込み固定していきます。

▼その後、柱がまっすぐになるように水平器と職人の目を使い調整していきます。

▼調整が終わり、次に垂木を取り付けていきます。


▼垂木の取り付けと並行し、わずかな隙間に中村がウレタンを充填していきます。これが、福岡工務店の高い気密性を実現するためのこだわりの一つです。


▼ここでお昼休憩となりました。ここで現場監督の中村を中心に、お施主様に図面と照らし合わせて現場をご案内させていただきました。図面上ではわかりにくい部分も、現場を実際に歩くことでイメージしやすくなったのではないでしょうか。

▼お昼休憩後、外断熱材キューワンボード貼りからスタートです。キューワンボードを敷き詰めていき、専用の気密テープで留めていきます。


▼不要な部分はその場で採寸を行いカットを行っていきます。屋根の上でもお構いなしに作業を行えるのは、さすが大工職人です。

▼キューワンボード貼りが完了し、通気胴縁貼りがスタートしました。通気胴縁を打つことで通気層を確保することができます。

▼下屋部分でもキューワンボード貼りが始まりました。


▼通気胴縁が取り付け終わり、大工職人最後の上棟作業となる「野地板張り」が始まりました。


▼野地板張りが完了し、最後にルーフィング職人による防水シート張りが行われ、上棟完了となりました。



▼この度の上棟式、誠におめでとうございます。これからも末永いお付き合いよろしくお願いいたします!

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