福岡市早良区08 注文住宅建築現場リポート③ ~上棟式~
こんにちは。リポート担当の平野です。11月13日(土)晴れ。本日は、福岡県福岡市早良区にて上棟式を執り行いました。ここ数日不安定な天気が続いていましたが、上棟当日は雨が降ることなく時折晴れ間も見える中で上棟を迎えることが出来ました!それでは早速リポートしていきましょう。▼朝7時半ごろ、大工職人たちが集結し、上棟式の準備を行っていました。クレーン車も到着しています?
▼雨に濡れないよう部材を覆っていたブルーシートを外していきます。
▼お施主様がご到着され、まずは担当現場監督の中村より、棟梁の泊大工をご紹介。
▼ご挨拶の後、建物を四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」を行いました。
▼四方固めが無事完了し、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯です。
▼いよいよ上棟作業がスタートです。大工職人たちがテキパキと所定の位置に柱を立てていきます。
▼こちらの長い棒は「八戒棒(はっかいぼう)」と呼ばれる棒です。取り付けにくい場所は、八戒棒支えて打ち込んでいきます。
▼あっという間に柱を立て終わりました!
▼柱を建て終わると、続いて、梁や胴差と呼ばれる横架材を取り付けていきます。横架材は「かけや」と呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。
▼横架材は重くて長いので、クレーンと協力して取り付けていきます。
▼横架材の取り付けが完了し、金物を取り付けていきます。
▼続いて「火打ち梁」と呼ばれる部材を取り付けていきます。「火打ち梁」は、地震などによる建物の水平方向の変形を防ぐもので、構造上とても重要な部分です。
▼横架材の取り付けが完了すると、1階部分では「建て入れ直し」が行われていました。柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、垂直になっているかをミリ単位で確認していきます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整していきます。先端が丁度真ん中を指すと、バッチリ垂直になっています。
▼建て入れ直しが完了し、すべての柱が垂直になったら、早速2階部分の床合板を貼っていきます。
▼合板はガンで1枚ずつ固定します。
▼釘の留め忘れがないか現場監督の中村が1枚ずつ合板をチェックしています。
▼合板が張り終わり、続いて使用する部材を順番に運んでいきます。中村が下にいるクレーン職人に合図を送りながら、慎重に部材を上に運んでいきます。
▼部材の搬入が完了し、1階同様に柱を立てていきます。
▼柱が立て終わり、横架材を取り付けていきます。重たい部材を力を合わせて持ち上げていきます。どんどん高い位置での作業になっていきますが、大工さんの作業スピードは変わらず進められていきます・・・さすがですね( ゚Д゚)
▼金物で留めていきます。
▼そして2階部分も1階部分同様『建て入れ直し』を行います。
▼建て入れ直しが完了し、続いて屋根部分に取り掛かります。まずは、柱となる束を取り付けます。
▼続いて束に母屋を渡していきます。一番高い母屋を棟木と呼び、棟木の取り付けが完了すると棟上げとなります。
▼こちら大工職人が打ち付けているのが「かすがい」と呼ばれる金物です。これで束と母屋を留めていきます。
▼束と母屋の取り付けが完了した後は、小屋束や母屋がきちんとまっすぐ施工されているか、水平器と職人の目をでミリ単位で確認していきます。
▼水糸を使って通りの確認も行います。
▼並行して、下では耐力面材の取り付け準備が行われています。面材をカットし、取り付ける位置まで運びます。
▼水糸を使って通りの確認も行います。
▼並行して、下では耐力面材の取り付け準備が行われています。面材をカットし、取り付ける位置まで運びます。
▼屋根部分は、垂木の取り付けが始まりました。垂木が取り付けられることによってだんだん屋根の形が分かってきます!
▼ここでお昼休憩となりました。美味しいお弁当を頂いた後は、現場監督の中村を中心に現場見学を行いました?実際に現場を見て回ることでイメージがしやすくなりますね??
▼楽しいお昼休憩も終わり午後の作業がスタート。垂木の取り付けと並行し、熊本工務店から研修に来ている池田が垂木とのわずかな隙間にウレタンを充填し塞いでいます。細かなところまでこだわることで、高性能な家づくりが実現しています。
▼垂木の取り付けが完了し、外断熱材キューワンボードの施工が始まりました。表面にアルミシートが貼られており、これが高断熱の秘訣です。
▼キューワンボードを屋根の形状に合わせ、墨壺を打ちカットしていきます。
▼続いて専用の気密テープで隙間を埋めてきます。
▼ボードとボードの間に隙間を発見した田之上?わずかな隙間も見逃しません?ウレタンを充填し塞いでいきます。
▼作業中に傷が入ってしまった部分にも、気密テープを貼ることで隙間が生じないよう対応しています。
▼気密テープの貼り方にもこだわりがあり、横→縦と貼ることで、万が一水が入り込んだとしても中にほぼ入らないように施工されています。
▼田之上と池田が仲良く一緒に気密テープを貼っているところをパシャリ??カメラ目線ありがとうございます!笑
▼気密テープの作業と並行し、下では耐力面材の取り付け作業が進められています。
▼気密テープの施工が完了すると、続いて通気胴縁の取り付けが行われます。通気胴縁にはパネリードと呼ばれる専用のビスで打ち固定していきます。
▼屋根のサイズに合わせて、その場でカットしていきます。
▼通気胴縁が打ち終わると、大工職人最後の作業「野地板張り」が始まりました。
▼野地板を敷き詰めていき、ガンで打ち込んでいきます。綺麗な間隔で釘が打たれていますね?
▼野地板もキューワンボードの時と同様、屋根の形状に合わせて墨壺を打ちカットしていきます。
▼野地板を貼り終えると屋根の形が見えてきましたね。
▼この後、屋根にルーフィング加工が施され上棟完了となります。
▼下屋部分も同様に作業が進められました(/・ω・)/?
▼この度の上棟式、誠におめでとうございます。これから本格的に始まる家づくり、ぜひ楽しまれてください!
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