福岡市早良区02 注文住宅建築現場リポート⑥ ~上棟式~
こんにちは。本日10月14日(土)、福岡市早良区にて上棟式を執り行いました。今日は雨の予報もでておりましたが、なんと時折晴れ間も見られ、大工職人たちにとってはとても作業がしやすい一日となりました。それでは早速、上棟式の様子をリポートさせていただきます。▼午前7時50分ごろ。ラフタークレーンが到着しました。前後のタイヤがあらゆる方向を向くラフタークレーン。この日は横向きで敷地に乗り入れます。
▼午前7時55分ごろ、施主ご一家のご到着。現場監督の小屋町が棟梁の高田大工を紹介します。
▼早速、建物の四方のお清めがはじまりました。まずは、高田大工がお塩をおきます。
▼続いて奥様にはお米を置いていただきました。
▼ご主人はお神酒担当です。お塩とお米の上からお神酒をかけます。
▼建物の四方のお清めが終わると、全員で工事の安全と施主ご一家の益々のご繁栄を記念して全員で乾杯です。
▼午前8時過ぎ、ついに上棟作業がスタートです。まずは、建物の四方に通し柱を立てていきます。
▼長くて重量のある梁。こちらは4人の大工職人の手で持ち上げ、設置しました。
▼その頃、クレーン車はまだ準備中の様子。実は、すぐにクレーン車を投入できない理由があったのでした。本日の現場は、上空に高圧電線が通っているため、九州電力よりきた監視員の指導のもと、慎重に準備作業をしていたのです。高圧電線からは、最低4メートルは離さないといけないということで、クレーンのアームを伸ばして電線からの距離を測定し、リミッターを設定しての作業となっております。
▼監視員は、笛を口にくわえながら、距離を測定できる機器をつかい、電線から4メートル以内に入りそうになったら笛を吹く体制で監視していました。
▼本日の現場は、この高さがクレーンのアーム伸ばせる限界とのこと。奥に届かないので、アームを一旦下げてブーム(通称:孫の手)を伸ばす作業をします。
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▼午前8時30分、ついに準備が整いクレーンが投入です。作業スピードが一気に加速します。
▼梁を「かけや」と呼ばれる木槌で叩いて、溝にはめ込んでいきます。
▼梁の設置が完了すると、部材同士を連結固定する金物でしっかりと固定していきます。
▼その頃1階では、ベテラン大工職人の泊大工と棟梁の高田大工が「立て入れ直し」の作業をしていました。柱がきちんと垂直になっているかをチェックし、もし傾いている場合はミリ単位で修正していきます。
▼ピッタリ垂直になりました。この作業を柱一本一本におこなっていきます。
▼柱が垂直になると、「構造用合板」と呼ばれる2階の床板を敷き詰めていきます。構造用合板は、構造耐力上主要な部分に用いる板で福岡工務店では、1階、2階床板全てに構造用合板を使用しています。
▼屋根付近から下を撮影してみました。手前右は吹き抜けになります。奥から2階床板を敷き詰めていっています。
▼床板を敷き詰め終わると、1階同様柱を立てていきます。
▼そして、2階天井部分の梁も掛け終わると、1階同様に2階の柱も「立て入れ直し」をしていきます。
▼本日の上棟作業は、いつにも増してとってもスムーズ。午前10時過ぎ、屋根を支える柱「小屋束」の取り付けが始まりました。しっかり連携の取れた素晴らしいチームワークです。
▼午前10時40分ごろ、ついに「棟木」の取り付けです。棟木は屋根で一番高いところに取り付けられる横架材です。そして、この棟木が取り付けられて、ついに「上棟」を迎えました。おめでとうございます。
▼南側から屋根を撮影してみました。奥に向かって高くなっている屋根の形は「片流れ」と呼ばれるものです。もし太陽光発電システムをお考えのお客様がいれば、この形が一番たくさんソーラーパネルが載り、最も効率的に発電できる形となっています。
▼垂直の小屋束と横架材の母屋の設置が完了すると、続いて「かすがい」と呼ばれる金物で固定していきます。ふと見ると大工職人に交じって現場監督の小屋町の姿が。実は小屋町は元大工職人なのです。大工仕事もできる現場監督というのは、業界でも非常に貴重な存在です。
▼それぞれの部材の固定が完了すると、続いて小屋束を垂直にする作業です。「下げ振り」を上から垂らし、ミリ単位で調整。ピッタリの位置になったら、「雲筋交い」と呼ばれる部材で小屋束同士を固定していきます。
▼続いては、垂木の設置です。ここまでくると屋根の形状がハッキリと分かりますね。等間隔で垂木を置いて、釘で固定していきます。
▼垂木の設置が完了すると、福岡工務店でおなじみの外断熱材「キューワンボード」の設置です。
▼鏡のようなキューワンボード。今日は曇りということもあって、下からの強烈な照り返しもなく、大工職人にとっては大変作業のし易い日となりました。
▼田口大工は、垂木と棟木の間にできた空間に「発泡ウレタンフォーム」を施工中。隙間ができないようにしっかりと施工します。そして、午前の作業はここで終了。この後は、待ちに待った昼食会のお時間です。
▼午前中の作業で、キューワンボードの取り付けまで無事に完了しました。
▼午後0時すぎ、施主のおもてなしによる昼食会が始まりました。お客様を担当している住宅コンシェルジュの広島が司会を担当させていただきます。
▼そして、現場監督の小屋町による挨拶に続き、施主のご主人による挨拶、そしてこの土地を仲介させていただいたグループ会社の不動産福岡の高橋による乾杯でスタートしました。
▼昼食会後は、建築途中の現場を図面を見ながらご案内させていただきました。設計士の石田や現場監督の小屋町がお客様からのギモンや質問にその場で丁寧にお答えしていきます。
▼午後1時40分ごろ、午後の作業がスタートしました。まずは、途中だったキューワンボードとキューワンボードの繋ぎ目を塞ぐ「気密テープ」を貼っていきます。
▼続いて、屋根材との間に通気層を設けるための「通気胴縁」の設置です。垂木同様に等間隔に設置していきます。
▼大工職人による作業もいよいよ大詰め。屋根の下地板となる「野地板」を取り付けていきます。
▼予め大工職人が、通気胴縁に墨で線を引いていたので、その線に合わせて野地板を敷いていきます。
▼2時50分ごろ、野地板もほぼ敷き終わりました。この日の大工職人による工程は、ほぼ全て完了しました。
▼あとはルーフィング業者による防水シートの施工です。このシートを屋根全面に貼っていきます。
本日の上棟式、誠におめでとうございます。これから始まる家づくり、ぜひ楽しまれてください。
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