福岡市西区姪浜01 注文住宅建築現場リポート⑥ ~上棟式1~
久しぶりに。の本日、9月5日(金)、福岡市西区姪浜の現場が上棟の日を迎えました。▼朝7時前には大工さんはやってきます。
▼保護のためにかけていたブルーシートを取ると、土台の真ん中に1階の柱と梁がデ~ン。
▼材料を上に運ぶ大切な“助っ人”、クレーン車が到着しました。
▼材料を作業しやすい位置に移動します。
▼そうしているうちに、施主ご一家が到着。
▼建物が建つ四隅のお清めです。棟梁を務める泊親方はお米で清めます。
▼田之上現場監督はお塩を置きます。
▼施主はお神酒でお清めをします。
▼工事の安全を祈って、乾杯。
▼さあ、工事がスタートしました。泊好樹大工とススム大工が運んでいるのは、四隅に建てる通し柱。
▼本日の通し柱の第一投です。
▼工事が始まってわずか5分後の様子。
▼大きな梁はクレーンで吊り上げます。泊親方がその作業を行うところです。
▼クレーンの先端に着いた鉄製の釣り具でj引き上げるのです。
▼クレーンが吊り上げたところで、すかさず脚立を持ち出して
▼脚立に上り、梁を受け止めます。
▼土﨑親方は足場に上がって手伝います。
▼木製ハンマー(=掛け矢)を使って、柱にはめ込みます。吊り具は石橋大工が外します。紐を引き下げると吊り具が梁から外れるのです。
▼絶好の撮影スポットがあったため、梁の大きさをお伝えできる画像が撮れました。
▼大工さん達の様々な作業の様子を見ていきましょう。
▼土﨑篤朗大工は梁と梁をつなげています。凸凹は予め工場で[プレカット」されており、キチンとはまれば「スッと」梁が沈み込みます。
▼梁は沈みますが、掛け矢で打ち込む必要はあります。泊親子の競演です。
▼当然のことながら、梁は四辺を先につないでいきます。
▼土﨑親方(紺色のシャツ)が持ち上げる梁の右側に白いヘルメットが見えますね。泊親方です。ベテラン・泊親方の軽やかな動きに注目。
▼アッと言う間に足場に移動し
▼掛け矢を打ち込みます。
▼ヒョイッと梁に上がります。
▼スルスル歩いて、ここでも打ち込みます。
▼そう、動いた先は、違う梁を柱に打ち込む作業。前田大工と交互に打ち込みます。
▼ここでは田口大工とのコンビです。梁は数本の柱にまたがっているので、下で柱を支える人が必要です。ここではススム大工が行っています。
▼篤朗大工が上げているのは、梁と梁をつなぐ横架材の「(頭)つなぎ」。
▼それを泊親方が受け取ります。
▼田口大工と一緒に、梁にはめ込みます。
▼架け矢で打ちます。
▼つなぎを“つなぐ”作業をみんなで行います。
▼この空間につなぎが入ります。
▼こうなります。
▼こちらは好樹大工。材料はプレカットされていますが、凸凹が微妙に合わないことが、現場では間々起こります。
▼ノミで削ることにより、大工さんはその微妙な違いを解決するのです。
▼削った後、掛け矢で沈めます。
▼ホラッ、完ぺき。さすが、福岡工務店の大工さんです。
▼つなぎが終ると、このように格子状になります。金物でキュキュッと締めていきます。
▼そのころ、1階では上棟恒例「建て入れ直し」が行われていました。
▼数本並んでいる柱の1本に、高田大工が下げ振りを取り付けます。泊親方はその柱を(目に見えるわけではありませんが)真直ぐにする道具「屋起こし№1」を90度刻みでグイグイッと回します。これによって、数本の柱が垂直に建つわけです。
▼下げ振りの針(と言うのかニャ?)が、左右にぶれず、今ちょうど真下を示しています。この状態になると「屋起こし№1」はもう回す必要がありません。
▼すかさず仮筋交い(柱に対して斜めにかけている木の棒)に釘を打ちつけて、仮筋交いと柱を固定します。
▼下で建て入れ直しを行っている時、上では並行して金物を電動で留める作業等が行われています。
▼アッ、上に床材が運ばれてきた。
▼あわてて2階に上がる私。1階での建て入れ直しが終わった高田大工も上がってきます。
▼泊親方も上がってきます。
▼泊親方は、田口大工と一緒に早速、金物を電動で締めていきます。
▼金物の締めが完了すると、床材を置いていきます。
▼田口大工は電動を使って、シュパン、シュパンッと釘打ちを行います。
▼床が張り終わると材料を置く場所ができるので、すかさず2階用の柱と梁がクレーンを使って運ばれます。
▼材料をバラして所定の位置に運びます。
▼柱を建てていきます。
▼梁の設置はみんなで協力して。
▼隣の梁と接合します。
▼超ベテラン・石橋大工は軽やかな動きばかりか、腕力もスゴい。
▼そして10時を20分ほど過ぎたところで休憩タイムです。
▼施主ご一家も再び顔を見せてくれました。
▼施主が差し入れてくださったお菓子と、キンキンに冷えた飲み物で、しばしくつろぎのひとときです。
▼11時を回り、さあいよいよ上棟に向けてスパートです。
▼クレーンの石川さんも頑張るッ。
▼木村現場監督は火打ち梁を上げています。
▼小屋町現場監督は火打ち梁を取り付けています。
▼金物の取り付けです。
▼運ばれてきたのは、母屋。
▼母屋を運びます。
▼11時を回り、さあいよいよ上棟に向けてスパートです。
▼クレーンの石川さんも頑張るッ。
▼木村現場監督は火打ち梁を上げています。
▼小屋町現場監督は火打ち梁を取り付けています。
▼金物の取り付けです。
▼運ばれてきたのは、母屋。
▼母屋を運びます。
▼そして母屋を支える小屋束。
▼小屋束取り付け第一号。背の低い、かわいい小屋束です。
▼ここで私は約10分おでかけ。戻ってきたら、こんなに進行していました。
▼高田大工が木材をカット。しています。
▼それをススム大工に渡します。
▼ススム大工は、高田大工から受け取った間柱を設置します。
▼ついに、上棟しました。傾斜角度の少ない屋根です。
▼1階では施主のおもてなしの昼食会が始まりました。
▼施主から、心温まる言葉をいただきました。上棟、おめでとうございます。
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