福岡市南区皿山01 注文住宅建築現場リポート⑤ ～上棟式～
ここ数日の、真冬並みの寒さも緩み、そして。。絶好の上棟日和の本日11月15日(土)、福岡市皿山で上棟しました。▼作業開始前の様子。クレーンの車輪に注目。車体が真直ぐに立つよう、オペレーターの石川さんが前輪を浮かせました。この状態で固定させます。
▼大工さん達は、和やかに談笑中。
▼そして出番待ちの材料達。
▼施主ご夫妻が到着しました。
▼棟梁を先頭に、建物が建つ四隅を清めます。棟梁の高田大工は米をまきます。
▼田之上現場監督は塩で清めます。
▼施主はお神酒でお清めをしました。
▼今日の工事の安全を祈って、お神酒で乾杯をします。
▼さあ、上棟に向けての工事が始まりました。これは通し柱の第一投です。
▼作業が始まって、何と5分後にはこうなりました。
▼柱がほぼ建つと、横架材を渡していきます。クレーンで吊り上げた、本日最初の梁です。
▼その隣にも梁を渡します。両端の通し柱や、数本ある管柱に梁をはめ込み、さらに梁と梁をつなげなくてはいけません。
▼写真の左下にいる石橋大工の一連の動きにご注目あれ。
▼スルスルッと上り始めました。
▼掛け矢(＝木製ハンマー)で打ち込んでいる泊好樹大工の近くに到着。
▼梁が通し柱にはまるように両手でグッと押さえこみます。土﨑篤朗大工と一緒に行います。
▼梁が全ての柱にはめ込まれたら、すかさず金物を取り付けます。
▼通し柱などの主要な部位は、この時点で、早目に、金物を付けるのです。
▼下にいる大工さんに「インパクトば取ってくれんね」と声をかけました。
▼電動できつくネジを締めるのです。
▼大工さんが“建て方”作業を始めると
▼工事部スタッフは、このように防護ネットを広げる作業に取り組みます。
▼これは大きな梁だニャ。ススム大工がググッと持ち上げます。
▼ススム大工と田口大工で取りかかります。
▼梁の先端は田口大工が掛け矢を振り下ろして、もう一方の梁にはめ込んでいきます。
▼柱にもはまるように、掛け矢でコンコンと打ちます。
▼真ん中部分の柱にある程度はまると、再び梁の端っこに掛け矢を打ち込んでキッチリとはめ込みます。
▼通し柱側に梁がキチンとはまると
▼すかさず金物で締めるというのは、先ほどの石橋大工と同じ。
▼ここで私が驚いたのは、田口大工の視線。金物を締めながら、作業場全体を見ているのです。今何が行われているか、この後自分はどこに行って、どんな作業をすべきか多分、それを考えているんだと思います。
▼横架材の「頭つなぎ」が届きました。
▼みんなで運んで、はめ込んでいきます。
▼碁盤の目のような状態になると、金物を付けていきます。
▼手動で付けた金物を電動できつく留めます。
▼1階では、上棟恒例「建て入れ直し」が始まりました。
▼斜めに2本付けられた仮筋交いに関係する柱がきちんと垂直に建っているかを、高田大工が下げ振りの目盛りを見ながら確認します。
▼目盛りが左右のどちらにもブレない、程いい状態になったところで、仮筋交いに釘を打ちます。
▼柱に斜めに渡した長い木材が、仮筋交いです。
▼アッ、2階の床が運ばれてきました。
▼床を張っていきます。
▼所定の位置に設置したら、まず釘で留めます。
▼エアーコンプレッサーにつながった“自動釘打ち機械”でシュパン、シュパン！と一気に釘打ちをし、少し飛び出した釘の頭を金づちできれいに打ち込んでいきます。
▼床材が張り終わると、2階用の材料が次々に運ばれてきます。
▼まず梁を所定の位置に置きます。
▼次に柱を建てます。
▼柱が建ったところで、梁を付けます。
▼足場に立って受け取ります。
▼もう一段上の足場に片足を置いて、梁に掛け矢を打ち込んでいきます。
▼その隣の梁もはめ込みます。
▼材木は、ホントに重いです。私の場合、持ち上げるどころか1ミリだって移動させることができません。それをこんなに軽々と持ち上げるのです。
▼土﨑親方は、若者と変わらず力持ちです。
▼若者代表の前田大工。
▼力強さが伝わってくるね。
▼こちらは達人、泊親方。
▼プレカットによるサイズのちょっとした違いも、現場でノミを使って対処します。
▼その後泊親方は、名コンビの高田大工と一緒に2階でも建て入れ直しを行いました。
▼今金物を付けているのは、火打ち梁。斜めに入った木材がそれ。
▼木村現場監督が火打ち梁に金物を付けているところです。
▼小屋束の取り付けが始まりました。天井の“三角形”のところを「小屋組み」と言い、そこの柱が小屋束です。
▼屋根に傾斜があるから、長～い小屋束から、田口大工が運んでいるこのような背の低い小屋束まであります。
▼ちっちゃくてかわいい小屋束を設置中。
▼束が建つと
▼その上に「母屋(＝もや)」を乗せていきます。
▼母屋の最も高い位置にくるものを、「棟木」と呼びます。
▼だから、この段階で「棟木が上がった」、つまり上棟したことになるのです。
▼ハイ、上棟しました。
▼でもまだまだ作業を続けます。今付けているのは、その名も「カスガイ」という金物。
▼別々の木材を連結させました。そう、「子はかすがい」は、ここから生まれた言葉なのです。
▼大工さんの大半が小屋組みの作業を行っている頃、泊親方は必ず姿を隠します。いつも2階に降りて、別の作業を行います。
▼平べったい木材をカットしています。
▼同じ長さにたくさんの木材をカットします。
▼それをはめ込んでいるのは、棟木。棟木に切り込みが見えますよね。そこにはめ込んでいきます。これは「間柱」です。
▼高田大工も、間柱を設置しています。
▼でもまだまだ作業を続けます。今付けているのは、その名も「カスガイ」という金物。
▼別々の木材を連結させました。そう、「子はかすがい」は、ここから生まれた言葉なのです。
▼大工さんの大半が小屋組みの作業を行っている頃、泊親方は必ず姿を隠します。いつも2階に降りて、別の作業を行います。
▼平べったい木材をカットしています。
▼同じ長さにたくさんの木材をカットします。
▼それをはめ込んでいるのは、棟木。棟木に切り込みが見えますよね。そこにはめ込んでいきます。これは「間柱」です。
▼高田大工も、間柱を設置しています。
▼間柱のカットが終わったら、今度は壁用の耐力面材のカットに取りかかります。
▼それを運んで
▼受け取った高田大工が
▼上で待ち構えるススム大工に渡します。
▼ススム大工が面材に釘を打っていきます。高田大工が行うことが多い作業ですが、今日はススム大工の担当。
▼そして一面に面材が張られました。ここは「妻壁」と呼ばれます。
▼小屋組み側から見たことろ。
▼小屋組み側では、垂木の取り付けが進んでいます。ここで時間は正午。
▼1階で、施主のおもてなしの昼食会が始まりました。高田棟梁との顔合わせ場面です。
▼そして施主からの温かいご挨拶。
▼お茶で乾杯した後、お料理をいただきました。
▼大工さんが休憩している時間を利用して、施主ご夫妻は上に上がりました。完成してもこの高さにいることはないので、今日は貴重な機会。記念撮影を行いました。
▼ご主人は現場監督や設計士の説明を受けました。
。上棟、おめでとうございます。これから私が一生懸命リポートしま～す。
