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福岡県古賀市07 注文住宅建築現場リポート③ ~上棟式~
こんにちは。リポート担当の平野です。11月22日(月)雨のち曇り。本日は、福岡県古賀市にて上棟式を執り行いました。お天気は雨模様となりましたが、「雨降って地固まる」という言葉があるように、祭事には縁起がいいとされています。それでは早速リポートしていきましょう。▼朝7時ごろ、大工職人たちが集結し、上棟式の準備を行っていました。クレーン車も到着しています。
▼お施主様がご到着され、まずは担当現場監督の中村より、棟梁の土﨑大工をご紹介。
▼ご挨拶の後、建物を四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」を行いました。
▼四方固めが無事完了し、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯です。
▼いよいよ、上棟作業スタートです!大工職人が一斉に動き出し、まずは所定の位置に柱を立てていきます。
▼柱を建て終わると、続いて、梁や胴差と呼ばれる横架材を取り付けていきます。横架材は重くて長いので、クレーンと協力して取り付けていきます。
▼「かけや」と呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。
▼横架材は、左右のどちらかが先に凹みに入り込みすぎてしまうと綺麗に入らない為、「せーの!」と掛け声をかけながら左右同時に打ち込んでいきます。大工職人のコンビネーション。息ピッタリです。
▼これから『化粧梁』の取り付けが行われます。化粧柱と同じようにそのまま見える貼りなので、木材が傷まないよう当て木をして慎重に取り付けていきます。クレーンで持ち上げる時も、傷が付かないロープを使用します。
▼化粧梁を打ち込む際は、木材が傷まないよう当て木をして慎重に取り付けていきます。
▼取り付けられた後は、しっかり養生していきます。
▼続いて横架材の取り付けが完了したので、金物を取り付けていきます。
▼その頃、1階部分では「建て入れ直し」が行われていました。柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、垂直になっているかをミリ単位で確認していきます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整していきます。先端が丁度真ん中を指すと、バッチリ垂直になっています。
▼すべての柱が垂直になり、上では2階部分の床合板の取り付け作業が進んでいました。
▼次々に資材が現場へ到着しています。このように上棟当日は、進捗状況に沿ってどんどん資材が搬入されます!
▼こちらは吹き抜け部分になります。作業を効率よく安全に行うための足場作りをしています。
▼合板が張り終わり、続いて使用する部材を運んでいきます。クレーン職人さんと協力しみんなで重たい部材をスピーディーに運んでいきます。
▼部材の搬入が完了し、1階同様に柱を立てていきます。
▼柱が立て終わり、横架材を取り付けていきます。重たい部材を力を合わせて持ち上げていきます。私は足場にいるのでさえやっとなので、細い柱の上で難なく作業を行っていく大工さんのバランス感覚の凄さにいつも驚かされます。
▼こちらの斜めの部材が「火打ち梁」と呼ばれ、地震などによる建物の水平方向の変形を防ぐ、構造上とても重要な役割を果たします。
▼1階同様金物を留めていきます。
▼2階部分も1階部分同様『建て入れ直し』を行います。
▼こちらは、サッシ枠の取り付け作業が進められています。丸鋸で細かく切り込みを入れ、ノミで丁寧に削り凹みをつくります。
▼屋根部分の柱となる束を取り付け作業が始まりました。
▼続いて束に母屋を渡していきます。一番高い母屋を棟木と呼び、棟木の取り付けが完了すると棟上げとなります。
▼屋根部分の柱となる束を取り付け作業が始まりました。
▼続いて束に母屋を渡していきます。一番高い母屋を棟木と呼び、棟木の取り付けが完了すると棟上げとなります。
▼こちら大工職人が打ち付けているのが「かすがい」と呼ばれる金物です。これで束と母屋を留めていきます。
▼束と母屋の取り付けが完了した後は、小屋束や母屋がきちんとまっすぐ施工されているか、水平器を使って確認していきます。
▼水糸を使って通りの確認も行います。
▼続いて垂木の施工が始まりました。垂木が取り付けられることによってだんだん屋根の形が分かってきますね。
▼垂木の取り付けと並行し、垂木とのわずかな隙間を現場監督の中村がウレタンを充填し塞いでいきます。細かなところまでこだわることで、高性能な家づくりが実現しています。
▼並行して、下では耐力面材の取り付け準備が行われています。
▼ここでお昼休憩となりました。改めて担当者の紹介があり、みんなで乾杯!美味しくお弁当を頂きました??
▼美味しいお弁当を頂いた後は、ヘルメットを被って現場の見学をしました。。実際に現場を見て回ることでイメージがしやすくなります。
▼そのあと、ちょっとだけクレーン車にのせてもらいました。。なかなか乗る機会のないクレーン車にドキドキしながらも乗車。クレーン職人さんと一緒にすこ~しだけ操縦も体験しましたよ。
▼楽しいお昼休憩も終わり、外断熱材キューワンボードの施工からスタートです。表面にアルミシートが貼られており、これが高断熱の秘訣です。
▼屋根の形状に合わせて墨打ちカットしていきます。
▼続いて専用の気密テープで隙間を埋めてきます。気密テープの貼り方にもこだわりがあり、横→縦と貼ることで、万が一水が入り込んだとしても中にほぼ入らないように施工されています。
▼気密テープの施工が完了すると、続いて通気胴縁の取り付けが行われます。通気胴縁にはパネリードと呼ばれる専用のビスで打ち固定していきます。
▼通気胴縁が打ち終わると、大工職人最後の作業「野地板張り」が始まりました。
▼その場で採寸し、野地板をカットしています。
▼野地板もキューワンボードの時と同様、屋根の形状に合わせてカットします。
▼墨つぼで印を付けているラインに、ガンで釘を打ち込み固定していきます。
▼この後、屋根にルーフィング加工が施され上棟完了となります。
▼下屋部分も同様に作業が進められました?
▼この度の上棟式、誠におめでとうございます。これから本格的に始まる家づくり、ぜひ楽しまれてください!
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