福岡工務店の断熱施工について⑥
今回は「福岡工務店の断熱施工について⑥」をお届けします。
前回まで窓についてのお話しをさせていただきました。その中で、日本の基準はまだまだ低いということをお伝えしました。今回は日本の省エネ基準についてお話しさせていただこうと思います。
日本の省エネ基準
平成25年に省エネ基準が改正になりました。平成11年の基準と異なる大きな変更点は「一次エネルギー消費量」「地域区分の細分化」「外皮の省エネ性能の見直し」の3つです。その中でも今回は「一次エネルギー消費量」についてお話しします。下記のグラフは日本の省エネ基準の移り変わりを表したものです。
一次エネルギー消費量とは何か?
化石燃料、原子力燃料、水力、太陽光など自然から得られるエネルギーを「一次エネルギー」、これらの変換・加工して得られるエネルギー(電気、灯油、都市ガスなど)を「二次エネルギー」と言います。建築物では二次エネルギーが多く使用されています。それぞれ異なる計量単位(kwh、?、MJなど)で使用されています。それを一次エネルギー消費量へ換算することにより、建物の総エネルギー消費量と同じ単位(MJ、GJ)で求めることができるようになります。これを一次エネルギ―消費量と言います。
それでは各家庭のエネルギー消費量はどのように変化していっっているのでしょうか?下記のグラフをご覧ください。