福岡市城南区七隈01 リポート⑦ ~上棟式2~
です。
福岡市城南区七隈の上棟の様子をお伝えしましたが、
今日は少し角度を変えて、お見せしますね
▼今回のクレーンはいつもと違いますね。
▼オペレーターさんがに「お久しぶりです
」と声をかけて
くれました。
も覚えてるよ
昨年福岡市城南区友丘で上棟した時の平田さんです
▼あの時もキビキビとしていましたが、
今回も相変わらず働き者って感じ
▼さての注目グッズは、泊好樹棟梁が手にしている、えび茶色の長い鉄の棒。
福岡工務店の上棟ではあまり見かけないのですが、
糟屋郡篠栗町の上棟の時に、初めて目にして、それこそが「…」になったよ。
スグレモノです
▼柱はあらかじめあけられた穴にグイグイと差し込んでいきます。
その時のお役立ちが、この“さすまた”もどき。
▼ホームページで大工さんのブログをあれこれ調べたら、
これもやはり≪さすまた≫というようです。
写真のように柱に当て、下に引っ張ると柱が穴にグッと
入ります。
▼使い方のアップ
▼さらに「すごい」と思ったのは、次の使用方法。
重い梁を上げるのはとっても大変。
まだクレーンなどの動力が使えなかったころ、
このさすまたは上棟の際の必需品だったんだって
さすまたの“針”部分を梁に少し当て、
ヒョイっと持ち上げてやるのです
さすまたは「刺股」と書き、江戸時代の捕具。
テレビ時代劇の捕物帳で、北町奉行所や南町奉行所の
役人が「御用だ!御用だ!!」と叫びながら、
刺股で悪い人を動けなくする……あれがおおもと
▼さて、地上ではみることができない、高い場所での大工仕事を
少しお見せしましょう
屋根の下地になる合板は規格サイズです。
だからカットすべき部分も出てきます。
そこは墨で印をつけ、電動のこで切り取っていくのです。
▼左上のように、規格サイズでは大き過ぎる個所は…。
▼1枚ものを、正確な寸法にあらかじめカットし、それを張りつけます。
▼こうして屋根の下地張りが完了しました
▼いよいよ屋根の断熱材設置ですが、その前に…
土埼大工が掃除をしています
板面の木屑などを取り除き、きれいにして初めて、断熱材を
張ることができるのです
▼断熱材は、上棟の昼食会の後に行われました
▼この日は、朝雨が降り、まだ外が暗いうちから、
施主一家は来てくださいました。
▼ご主人のお母さまも、遠方から駆けつけてくれました。
▼大好きなおばあちゃんと一緒に
▼昼食会に臨む。
▼そして大好きなニンジンもパクパクいただき、
大満足のここちゃんでした
次回の現場リポートをお楽しみにしてください