福岡県那珂川市西隈01 リポート⑥ ~上棟式~
で~す。今日は5月12日(月)。
那珂川町西隈で、上棟の日を迎えました
▼スタートは、木材を守るために覆っていたブルーシートを
取り去ることから…
▼四隅の通し柱を建てます。
▼施主ご夫妻が到着されたので、本日の工事の安全を祈って、
乾杯を行いました
▼まずは柱を建てていきます。
▼柱が建つと、次は梁の取り付けです。
▼通常、大工さんは1人でコツコツと家づくりを行うのですが、
「建前」と呼ばれるこの日ばかりは仲間が集結し、
一致団結して上棟を目指すのです
▼チームワークってすごいな…と
が特に強く感じるのは、
このように高い位置に梁を取り付ける時です
▼梁の両端で、交互にハンマーを打ち降ろしながら、
徐々に柱にかませていきます。
▼もちろん、下で支える人は不可欠。
▼チームワークバッチリだから、梁の取り付けも早い、早い
▼ピンクっぽいレインスーツのこの人は、渡邊大工です
▼短い木材を持ち…
▼梁と梁の間に差し込みます。
▼野中大工も同様に、木材にハンマーを打ち降ろして梁と梁をつなぎます。
▼これは「頭つなぎ」と呼ばれる材料です。
▼次は金物を使って固定させる作業。
▼金物は手で締めるだけではなく、
電動でギュイ~ンしっかりと固定します。
▼その頃1階では恒例の建て入れ直し。
▼水平垂直を確認する「さげ振り」の目盛りを見ているのは、
棟梁を務める泊好樹大工。
トリオを組むのは永留大工とクレーンの西崎さん。
▼ふと見上げると、新たな材料が2階に到着
▼床材です。
▼電動でシュパン、シュパンと勢いよく釘打ちをし、
少し飛び出したままの“釘の頭”は手動(=金づち)で打ちます。
▼床ができたので、2階用の柱・梁をクレーンで吊り上げ、運びます。
▼柱を建てます。
▼ヒョイと持ち上げ軽々と運んでいるように見えますが、
この1本だけでも、ものすごく重いです。
なら1ミクロンほども動かせません
▼2階の梁も、協力し合って取り付けます。
▼1階から見上げながら撮影をしていたら…
▼材料が急接近
▼あわてて跳びのくなのでした
▼只今の時間、午前10時30分。
休憩時間中です。若い大工さん達はスナック菓子が大好き
▼マイホームを仲よく並んで見つめる、
施主ご夫妻
▼仕事が再開した11時過ぎ。
▼2階の建て入れ直し中です。
▼さあ、ここからは「上棟」に向けて猛スパートです
▼2階の上に建つこの柱は「小屋束」と呼ばれます。
小屋束に垂直にのっかるのは「母屋」と呼ばれます。
母屋の中で最も背の高いのが、「棟木」。
この写真の一番奥で2人の大工さんが梁を取り付けようとしていますが、
この部分が棟木です
▼棟木をつないでいます。
▼この段階で棟木の取り付けが完了しました
そう、ここで「上棟なった」ということで~す
▼きれいな片流れの屋根になるようだニャ
▼小屋束と母屋は「カスガイ」という金物で固定します。
▼上棟したので、ここで休憩
▼施主のおもてなしの昼食会が、福岡工務店の川嶋住宅コンシェルジュの
司会で始まりました
▼担当の小屋町現場監督がご挨拶。
▼阿久津社長がご挨拶。
▼好樹棟梁が施主ご夫妻にご挨拶。
▼施主から大工さん達に温かい言葉をいただきました。
そして、おいしい食事会の始まり始まりぃ~
▼作業再開。最初に行ったのは、垂木の取り付けです。
▼位置がずれないように、まずは釘で止めます。
▼キチンと止めるために使うビスは、
垂木専用の、その名もタルキック
▼垂木の上に貼る合板です。
▼垂木の最先端に付ける板は「鼻隠し」と呼ばれます。
▼合板が付きました
▼そこに運ばれてきたのは、屋根の断熱材・キューワンボード
▼最初の1枚。
▼どんどん貼ってきます。
▼専用の気密テープで止めているのは、田口大工。
いつも日焼け防止のタオルによって顔が見えませんが、
今日も見えません
▼全員で気密テープ貼り
▼キューワンボードの上に付ける胴縁を運び…
▼取り付けていきます。
この写真の右端に映っているのは、本日の屋根部分の最後の作業、
ルーフィングを行う田平さん。早々と待機してくれました
本日の、上棟ブログはこれにてThe End
上棟、おめでとうございま~す。これからが毎週現場リポートを
していきますねぇ~