福岡県久留米市北野町01 リポート④ ~上棟式~
で~す
本日1月15日(木)、
福岡県久留米市北野町で上棟の日を迎えました
施主一家の到着ゥ~
▼“建て方”の前には、建物が建つ四方を清めます。
棟梁がお米を置きます。
この現場の棟梁は、泊好樹大工が務めます。
▼田之上現場監督が、お塩を置きます。
▼施主と、長男ふーちゃん、次男すーちゃんの3人が
お神酒で清めます。
▼そして、工事の安全を祈って全員で乾杯
▼さあ、工事が始まりました。
▼8分後には、ご覧のとおり
▼柱が建つと、梁を渡します。
重たい梁は、UFOキャッチャーのように、クレーンで吊り上げます。
▼これがクレーンで吊り上げた第一弾。
▼まずは一辺の梁を付けます。
▼四辺を付けた後、内側の梁を付けていきます。
▼梁などの横架材が、あらから付きました。
でもまだ空間がいっぱいあるような…
▼ホラッ、横架材を“受け止める”ための窪みが見えます
▼そこに差し込まれえるのが、この材料。
頭つなぎと言います。
▼頭つなぎを差し込んでいるところ。
▼ぴったり、はまりました
▼そのころ1階では、上棟恒例の「建て入れ直し」。
柱が垂直に建っているかを「さげ振り」の目盛りで確認し、
ピタリの位置に来たところで、
仮筋交いを釘止めするのです。
▼頭つなぎの設置が終わると、
金物で留め、それを電動でギュインと締めていきます。
▼柱・梁などがすべて取りつけられると、その上に2階の床を
張ることができるようになります。
▼床用の合板を運ぶ人、釘で仮止めする人、
エアー工具を使って釘を高速で打っていく人…
声を掛け合うわけではないのに、自然に役割分担してるから、
、いつも「すごいニャア」「不思議だニャア」って思います
▼高田大工は、吹き抜け部分に板を渡しています。
▼床が張り終わりました。
▼先ほどの吹き抜けの場所を、こうして歩くことができます
▼次は2階の柱と梁。
▼先に届いた梁を、作業しやすい位置に移動させます。
▼柱を建てます。
▼すっごく重い梁を、2人で持ち上げます
▼足場の床ではなく、鉄パイプを組んだ高い所にのぼるのは、
しんぺい大工。
▼こんな位置で、掛け矢(=木製ハンマー)を振り下ろします
すごいパワーとバランス力です
▼こうして梁の一辺がつながりました。
▼梁が柱にキチンとはめ込まれる様子をアップで見てみようね。
▼ここでピタッとはまったのは…
▼梁の両端で掛け矢を打ち込むからです。
▼2階の柱・梁ができた時点で、大工さん達は休憩に入りました
▼約30分後、再開
金物の取り付けです。
▼金物が付けられている穴の中に道具を入れ、
両手を交互に前後させています。
こうして指を入れにくい場所に付けた金物を締めているのです。
▼その道具はこれ
大工さん達は「メガネ」と呼んでいます
▼いよいよ上棟に向けた材料達が届いたよ
小屋束と母屋です。
▼今建てようとしているのが、小屋束。
▼この時期になると、泊親方と高田大工は
必ず2階で別の作業を行います。
▼上棟の日に一部、壁の取り付けを行います。
その担当が、この2人なのです。
その壁用の面材を柱の出っ張り等に合わせてカットします
▼2人で運んで…
▼ハイ、壁にぴったり
▼高田大工は柱に切り込みを入れて、そこをノミで削ります。
泊親方は木材にやはり切り込みを入れて、ノミで削ります。
▼泊親方の木材を受け取り、
高田大工が先ほど削った個所にはめ込みます。
▼泊親方がノミで凹ませたところには、
間柱という柱を差し込む…という仕組みです
▼が2匹いたらニャア…
といつも思うのが、この時。
泊・高田両人の作業をずっと見ていたら、
アレレ、上では小屋束が付き、その上に乗せる母屋も完了していました
▼最も背の高い小屋束の上に渡された母屋、
つまり屋根のてっぺんにあたる部分ができあがることを、
「棟木が上がった」と言います。
そうです、これが「上棟したよ」なのです
▼小屋束と母屋は頑丈に固定しなくちゃ
写真の金物は「かすがい」という名前。
そうだよ、ふーちゃんとすーちゃんのことだね
▼下げ振りを使い、また目視によって、水平垂直を
みんなで真剣に確認します。
▼そして仮筋交いを釘で留めて、
水平垂直を保持させます。
▼上棟しましたぁ~
▼正午少し過ぎ。施主のおもてなしの昼食会が始まりました。
▼棟梁・好樹大工がご挨拶。
▼施主が「朝からずっと見ていますが、みなさんの力で
こんなに早くここまでできるんですね。
寒い中ありがとうございます」と温かい言葉をくださいました。
▼昼食後、大工さん達が休憩している時間を使って、
施主は2階に上がりました
上棟、おめでとうございます