相原さんファミリー

相原さんファミリー

2017年6月にお引渡しを無事に終えられた、福岡市南区柳瀬の相原様邸を訪ねました。福岡工務店に来られた時はリフォームと建て替えを迷っていらっしゃった相原様。でもご夫婦お2人で今後の人生設計と真剣に向かいあったうえで家づくりに挑むことを決められました。そんな相原様に福岡工務店に決めた理由やスタッフの対応についてインタビューをしました。

家が完成して「一番気に入っているところ」はどこですか?

ご主人樋渡さんにオススメいただいたフローリングが一番気に入っています。少し暗めの落ち着いたトーンが私達の年代にちょうど合っていると思います。

奥様もう私達も若くないし歳を重ねていくだけですから、あんまり若いキャピキャピした感じもどうかなと思いまして(笑)

ご主人やっぱり実物を見て選べたのがよかったです。あとは家全体のデザイン。くぼみをつけて立体的に見せているところがとても好きで「さすが設計の平山さん」と思います。

奥様私はあと和室が気に入っています。福岡工務店さんの和室は5.5畳か大きくても6畳っていうの聞いていたんですけど、わがままを言って8畳にしてもらいました。

家を購入しようと思ったきっかけはどんなことでしたか?

ご主人本気で考えたきっかけは消費税が5%から8%になったときです。8%に上がった時はもう間に合わなかったんですけど、今度は10%に上がるとなったでしょう。そのときは、今建てなければもう建てられるチャンスはなくなるなと思いました。前の家はもともと中古で買った家でしたので、私が建てたわけではないから特に愛着もなかったですし、どんな建て方をしているかも分かりませんよね。だから私としては建て替えたいという気持ちはずっとあったんです。そこへ消費税のことが出てきたのと、自分の年齢を考えると早く払い始めないと無理だなと考えたんです。

奥様私はリフォームでもいいと考えていました。でも年齢的なものがまず1番。それと前の家って結構古かったんですよね。手入れをしても色んな所が傷んできてしまって、お風呂場の天井なんて1回ガバッとはがれてホコリがハラハラとなったんです。やり直してもまた同じようになっても、修理代にそんなにお金はつぎ込めないなと思って建て替えようと思いました。

ご主人前の家は中古住宅でした。私が建てたわけじゃないんで、どんな建て替え方をしてるかも分かんないし、愛着もあんまりなかったです。だからずっと建て替えたいっていうのはあったので、これを機にじゃあやろうかなって本腰を入れたのもあります。

福岡工務店のことは、いつ、どのような方法で知りましたか?

ご主人ネット検索で知りました。福岡の工務店で検索したら一番トップに出てきました。最初は大手のハウスメーカーさんに行って、大体の総額を聞いたりしていたんですよね。そしたらやっぱり金額が大きかったんですよ。自分の好きな家を建てようと思ったらこれは無理だなと思いました。そのとき大手のハウスメーカーさんに聞くばかりじゃなしに、地元の工務店さんにも何社か聞いてみるべきではないかなと思ったんです。

奥様ハウスメーカーは全部で3社行きました。最初は悠悠ホームに行ってその後セキスイハウス、最後にダイワハウスでしたね。福岡工務店さんは一番最後に行きました。

福岡工務店を選んでいただいた理由を教えてください。

ご主人樋渡さんがいたからです(笑)私も嫁もとても話しやすいって感じていて、正直なことも言ってくれるその人柄がよかったです。

奥様それに福岡工務店さんは電話で急がせたりもしないし、こっちから気軽に話しかけやすくて助かりました。他のハウスメーカーさんは電話営業がすごくて現地に来て調査されたりとか、なんとなく対応が露骨すぎてイヤだなって思っていました。

ご主人今思えば仕事を一番していなかったのが福岡工務店さんだったのかも知れないですね(笑)

奥様(笑)

ご主人私が本当に福岡工務店さんにしようと思ったきっかけは、お金のことを色々考えていた時、ファイナンシャルプランナーさんを紹介してくれたことですね。実はちょうどその時、ファイナンシャルプランナーさんにお金を掛けてでもいいから相談したいなと思っていた時でネットで探していたんですよ。そしたら私がその話しを樋渡さんにしようとしたまさにそのタイミングで、ファイナンシャルプランナーさんを無料で紹介できますよってポンッと言われたんですよ。タイミングが本当にピッタリで「わあ、いいじゃん!樋渡さんいいじゃない!」って思いました(笑)

今までの家にどんな不満がありましたか?

ご主人不満というのはやっぱり自分で建てた家ではないので見えない部分、基礎などがどうなっているのか分からないということが1つです。あとは家について自分でこだわった部分なども当然ないわけですから愛着も持てなかったですね。

奥様古い家だから仕切りが多くて迷路みたいでしたしね(笑)仕切りが多いがために置きたい物も置けないとか、動きにくいとかそういう不満もありました。それにとても暗かったです。

ご主人湿気も多くて夏は暑い。地震がくると倒れそうでした。ただ全てがダメということもなくて、間取り的には意外と前の家の間取りを今回採用しましたね。

奥様キッチンの向きや寝室の位置なんかは変えたくありませんでしたので前の間取りを踏襲しました。

ご主人昔の人は昔の人なりにしっかり考えてつくっているということも分かってその部分は勉強になりましたね。

新しい家でその不満点は解決できましたか?

ご主人もう全くないですね。全部解決しました。

奥様前の家は特に梅雨時はジメジメしていて、いくら除湿機をかけても全然ダメでしたが、今はカラッとしているのが嬉しいですね(笑)

ご主人やっぱり24時間換気システムが効いているのかなと思います。

奥様本当に快適です。

ご主人ここに住んでいたらあまりに快適過ぎて、外の暑さが耐えがたくなってくるんじゃないですか。ある意味、人間をダメにする家ですよ。我慢するということを忘れてしまう気がします(笑)

建築前や建築中に不安だったこと、悩んだこと、苦労したことはありますか?

ご主人最終段階で間取りを変えましたよね。ここはものすごく悩んだところです。大きくしたところは「本当にこんなに大きくする必要があるのか」と悩みましたし、小さくしたところは「これで全部入るのかな」と不安に感じました。

奥様収納にしてもそうでしたよね。図面でしか見ていないので実際に物を入れてみないと分からない部分はありました。

ご主人でも住んでみたら「やっぱり変更してよかったね」となりました。あと苦労したことといえば打ち合わせのための時間を確保することです。去年は仕事でも色々あって忙しかったですし、娘が部活で最年長になったので保護者としてやらなければいけないことも多く外出することが多かったです。そこへ家を建てる話しが加わったので、スケジュールがキツキツになってしまって、福岡工務店さんにも随分ご迷惑をおかけしたと思います。

私達の対応で悪いところ・残念なところを教えてください。

ご主人残念だったところというか、こうなっていたらなおよかったなっていうところで1つ。バルコニーに取り付けた扉ですね。最初に家のデザインが気に入っていると言いましたけど、リビングの天窓がバルコニーに出る扉との兼ね合いで、外から見た時のバランスがちょっと崩れてしまった感じがします。それを残念というにはレベルが高すぎますけど、それができていたら間違いなくブラボーでした。あとは最近、社員さんの忙しさが増しているような気がします。こちらから何か聞いたときに反応が鈍いなと感じるときもありましたね。何件も現場をかけもちされていると、どうしてもそうなるんだと思うんですよ。私達は福岡工務店さんの会社との距離が近いのでまだ安心感がありますが、遠方のお客さんはちょっと心配になるかもしれないですね。

私達の対応でよいところ・ほめられるところを教えてください。

ご主人色々いいましたけど設計の平山さんには本当に感謝を申し上げたいです。私達が期日の2~3日前になって間取り変更を言い出したにもかかわらず、嫌な顔1つせず対応してくださいました。他社のことはよく知りませんけれども、そういう対応をしてくださるところは他にないのではないかと思います。仕事に誠実というだけではなく、一軒一軒に愛情を持って設計に取り組んでいらっしゃるということがとても伝わってきました。ほんとすばらしい設計士さんに出会えました。

奥様コーディネーターの尾田さんはとても柔軟で、私達の好みを感じ取ってくださっていつも適切な提案をしてくださったから、それがとってもよかったです。

ご主人嫁と波長が合っているなと横で見ていて感じました。尾田さんが合わせてくださっていたのかもしれませんが。私も尾田さんには色々とアドバイスをいただきました。

奥様あと小屋町さんにもたくさんお世話しになりましたね。

ご主人現場の方って現実的なところを正直に言わなきゃいけない立場だと思うんですけど、そこを丁寧に次の担当の人につないでいかれる姿勢に好感を持ちました。営業、設計、広報、現場監督、大工さん、どのパートの方を取っても話しやすく誠実な方たちばかりで、福岡工務店さんを知って1カ月後には完全に安心して信頼していました(笑)

これからこの家でどんなライフスタイルを送りたいですか?

ご主人ここにこれを置いて、次はこれを置いてとインテリアを考えるのが、今から楽しみでならないですよね。

奥様そのためにつくりつけの棚もあまり作りませんでした。その時その時で柔軟に物の配置なんかも変えられますしね。

ご主人今、考えてこうしたいということと、例えば65歳くらいになってこうしたいということは多分違うと思うんです。どう違ってくるのかは私もそのときになってみないと分からないんですが、だからいい箱はできたので中身については1つ1つをゆっくり考えていきたいと思っています。それとあと5~6年もしたら下の娘も就職して家を出ていくと思います。そしたら2人きりの生活になるので普段は1階中心の生活をして、2階は子供達が孫を連れて帰ってきたとき用のスペースになるというイメージを描いています。だから今は1階での生活をいかにして楽しむかを考えていますね。

最後にこれから家を建てられる方にアドバイスをお願いします。

奥様今のことだけではなくて々のことも色々想像して考えて家をつくってほしいと思います。

ご主人建売じゃないからこそドアノブ1つ、窓ガラスの材質1つとっても自分のこだわりを持って、考えることを楽しむという姿勢を持つとよいと思います。私の場合は忙しくてなかなか時間が取れず「お任せします」と言ってしまった部分も多いのですが、せっかくの注文建築なので、1つ1つこだわりながら選んでいくと楽しいと思います(笑)