結露と無縁な樹脂窓
建物の屋根や壁面の断熱性能が向上すると、熱の移動は壁よりも窓の方が大きくなります。夏や冬、窓付近に立つと暑かったり寒かったりするのはそのためです。そこで断熱性能の高い家には必ず断熱性能の高い高性能な窓が必要になります。
日本では昔から安価で加工しやすいアルミサッシが広く普及してきました。現在でも多くの住宅メーカーで使われています。しかしアルミは樹脂に比べて1000倍も熱を通しやすいため、寒さや結露の最大の原因になってきました。
福岡工務店では、高気密・高断熱を維持し、かつ結露が発生しない高性能樹脂サッシを標準仕様にしています。
冷房・暖房時の熱移動の図
高性能樹脂窓の特徴
1:窓から逃げる熱を大きく削減した優れた断熱性
アルミに比べて1000倍も熱を通しにくいとされる樹脂フレームと、アルゴンガス入りLow-E複層ガラスの組み合わせによって優れた断熱性能を発揮します。広く普及しているアルミサッシに比べると、約78%も熱を通しにくいため、冬にはカビやダニの発生原因となる結露がほとんど発生しません。
2:福岡工務店が最もこだわる高い気密性を維持
枠と障子の両方に備えた2重シール構造と独自のロック機構により、JISの最高等級「A-4等級」を大きく上回る性能を維持します。
A-4等級とは
気密性には、JlS A 4706・J1S A 4702の規定により下表の等級が決められています。
等級名 | A-1 | A-2 | A-3 | A-4 |
---|---|---|---|---|
旧等級名 | 120 | 30 | 8 | 2 |
用途 | 通気性の必要な部位 | ― | — | — |
― | 一般建築用 | — | ||
― | 防音・断熱・防塵建築用 | |||
呼称 | 室内サッシ・ドア | 普通サッシ・ドア | 防音・断熱サッシ・ドア |
3:屋外の音が気にならない「高い遮音性」

気密性が高いということは、同時に遮音性にも優れています。特に交通量の多い道路に面した住宅の場合、遮音性の高さを実感できます。きっと安らぎある快適な室内空間を実現できます。
お客様の声
入居後一番驚いたのは、窓を閉めていると駅のすぐ側なのに電車の音が全くと言っていいほど聞こえないことです。交通の便を考えて駅に近い土地にしましたが、電車や踏切の音がうるさくないかが心配だったのでとても嬉しいですね。
「気密性の高い外断熱住宅のおかげで、趣味の楽器を吹けるようになりました」-石間伏様-
ホルンを吹くことが趣味なんですが、完全な防音室をつくるとなると費用も高くなるのではと心配していました。ですが外断熱で気密性の高い家だったおかげで、外への音漏れがまったく気になりませんでした。