変化する“福岡の住環境”

地球温暖化の影響か、福岡の気候は昔と比べて随分と変わってきました。

夏は、35度以上の猛暑が続き、高温多湿。冬は、氷点下になる日もあるほど寒く、乾燥した日が続き、春は花粉や黄砂、PM2.5が飛んできます。
また、地面に目を向けると、福岡都市圏には活断層が無数にあり、いつ地震が発生してもおかしくない状況です。そして、シロアリの多発地帯でもあります。

実は、日本の中でも、家づくりをおこなう環境としては、非常に厳しい土地。それが「福岡」なのです。

これからマイホームを考えている方は、福岡の昔と今の住環境を比較することで、どんな家が最適なのか知ることができます。

 

<夏> 気温が急激に上昇中

気象庁の調べによると、1987年7~8月の福岡の平均最高気温は29.4℃だったのに比べ、2017年7~8月の平均最高気温は33.5℃。なんと4.1℃も上昇していました。熱中症患者も年々増加を続け、2017年には「福岡市内だけで580人」もの人が病院へ救急搬送されています。

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※2017年7月~8月と1987年7月~8月の福岡の気温を比較
※データ:気象庁

 

熱中症患者も年々増加を続け、2017年には「福岡市内だけで580人」もの人が病院へ救急搬送されています。

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※データ:福岡市

 

 

気温上昇の原因は「ヒートアイランド現象」

近年の気温上昇は、都市化や人工排熱の増加が進んだことによる、ヒートアイランド現象が原因と言われています。
ヒートアイランド現象とは、都市部の気温がその周辺の郊外よりも高温になる現象です。原因は、人工排熱の増加(建物や工場、自動車などの排熱)、地表面被覆の人工化(緑地の減少とアスファルトやコンクリート面などの拡大)、都市形態の高密度化 (密集した建物による風通しの阻害や天空率の低下)の3つが挙げられます。
▼ヒートアイランド現象のメカニズム
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<冬> 毎年訪れる厳しい寒さ

冬の寒さも強烈な福岡。2018年1月~2月の最低気温の平均は1.1度でした。日中でも、10度に届かない日がずっと続き、家の中で厚手の服を着て生活したり、寝るときは毛布や掛け布団を何枚も重ねて寝た方も多かったと思います。

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※2018年1月~2月の福岡の気温
※データ:気象庁

 

寒くなると怖い「ヒートショック」

寒さが厳しくなると怖いのが、ヒートショックによる心筋梗塞や脳梗塞です。
ヒートショックとは、部屋の温度差による体内で急激な血圧の変化によって、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす症状です。持病がない元気な人にもおこり、統計によるとヒートショックが原因と推測される入浴中の死者は、11年間で約1.7倍に増加(1)。交通事故死者数よりも増えています。

1:厚生労働省 人口動態統計

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<春> 花粉や黄砂、PM2.5による空気汚染が深刻化

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年々深刻になる空気汚染。特に福岡は、中国に近いため、春には黄砂やPM2.5が頻繁に飛来。子どもやお年寄りなど免疫力が低い方、また呼吸器系や循環器系が弱い方は注意が必要とされています。また、花粉症の患者数も年々増加。現在では日本人の4人に1人が花粉症で悩まされています。(3)

3:馬場廣太郎、中江公裕:鼻アレルギーの全国疫学調査2008
(1998年との比較)-耳鼻咽喉科医とその家族を対象として-

 

風通しの良い家は、福岡では時代遅れです

良い家のイメージとして、よく耳にする「風通しの良い家」。ほとんどの方が「涼しく快適に過ごせそうな家」というイメージだと思います。
しかし、気温が急上昇している夏、厳しい寒さが続く冬、そして花粉や黄砂、PM2.5が飛来する春など、窓を開けて風通しを良くすることは困難になってきました。つまり、これまで良いとされていた「風通しの良い家」は、福岡の気候には合わなくなってきています。

そこで、外気の影響を受けない「高気密・高断熱の高性能住宅」が広がりを見せています。

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