第3者検査機関の利用

今では私達は第3者検査機関の導入をお勧めしていますが、正直、最初は私達も敬遠していました。

お勧めするようになったきっかけは、あるお客様から「第3者検査機関を導入したい」と申し出があってからでした。もちろん私達は施工精度に自信を持っていたので、導入することに躊躇いはありませんでした。しかしその反面「自分達の施工に信用できないのか!?」と思い、少し忌避したい気持ちもありました。

しかし実際に工事が始まり検査が始まると、何点か指摘事項が上がってきました。その指摘事項の細かさに凄く驚きました。

「自分達の家は絶対にいい家だ」と言っていた中で「まだまだ改善しなければならないことがもっともっとあるんだ」と気が付いたのでした。直営施工の責任施工で家を建てていても、自分達でも甘い判断をしてしまっているんだと反省しました。それから何棟も家を建てて行く内に、徐々に改善点が減っていき施工精度が向上することができたのでした。

施工精度が自分達の判断ではなく第3者の検査機関によって確認することによって成長することができたのでした。

住宅建築の第3者検査機関は日本に複数ありますが、私達がお勧めする第3者検査機関は下記の機関です。

【国土交通省住宅履歴情報登録機関 株式会社ホームリサーチ】
http://www.0120-123-707.com/

この会社は住宅の第3者検査機関として、施主と建築会社の中立な立場を強く守っている会社です。公平中立な立場で検査業務以外の業務は行わず、欠陥住宅や手抜き工事の検査専門機関です。

中には建築会社と癒着して実際とは異なったいい検査結果を出す会社や、逆に建築会社側に損害賠償請求をすることを目的として、施主と一緒に建築の粗探しをする会社もあります。その点、ホームリサーチは徹底した検査で欠陥や手抜きを見逃さず、中立な立場で依頼があった建物1棟1棟に、細かい基準で評価を出し正当な判断をしてくれます。

通常、第3者検査機関を導入しないと中間検査と完了検査の2回しかありません。しかも建築する前に提出した「建築確認申請」の通りに施工されているかどうかという、建築基準法の範囲内でしか検査はされません。

その点、ホームリサーチの検査は中間検査と完了検査を合わせて全部で12回あります。

  • 01.設計図書に関する検査
  • 02.地盤改良の検査
  • 03.基礎配筋の検査
  • 04.基礎出来型の検査
  • 05.土台伏検査
  • 中間検査
  • 06.上棟後1週間程度の検査
  • 07.上棟後2~3週間程度の検査
  • 08.内外装下地検査
  • 09.内部造作の検査
  • 10.完了時の検査
  • 完了検査

第3者検査機関を導入するメリット・デメリット

 メリット

①住宅施工に間違いのない精度の高い家ができる
②検査報告書などがあると家の価値が高くなる可能性がある(万が一、その家を売る場合、検査報告書などの施工履歴があると、購入者が安心し高く売れる可能性がある)

 デメリット

①検査費用が別途掛かる(ホームリサーチの場合は約40万円+消費税)
②工期が延びる可能性がある(1回の検査で半日や1日掛かることもあり、工事を中断してしまうことがあるためです)