永末さんファミリー

こんなに大きな吹き抜けがあるのにリビングのエアコン1台で家全体が暖かいことには驚きましたね。
インタビュアー:阿久津
高気密・高断熱住宅<木造2階建て>
竣工 2013年9月
屋根 外張り断熱工法
外張り断熱工法
敷地面積 53.02坪
延床面積 36.69坪
施工床面積 --
平成26年1月中旬。福岡市博多区空港前の永末邸にお邪魔しました。
福岡工務店とのお付き合いが始まった頃は生まれたばかりだったイオリちゃんは、
とても活発な女の子に成長していました。
インタビュアーは福岡工務店社長の阿久津です。施主の永末様とは友人でもあります。

新居に入った最初の印象、感想を教えてください。

キャラクターの絵を書いてもらい、イオリちゃんは嬉しそう…

キャラクターの絵を書いてもらい
イオリちゃんは嬉しそう…

ご主人:住んでいたマンションがすぐ近くで、建築過程をずっと見てきたから、完成品をいきなりじゃないんです。だから「オオッ」という感慨は実はないんです。奥様:ずっと見てきただけに「ここがわが家なんだなぁ」と不思議な感じでした。実感がわかないというか…。

新居で一番気に入っている所はどこですか?

よく遊び、よく食べるイオリちゃん。 恐るべきスピードで成長中!

よく遊び、よく食べるイオリちゃん。
恐るべきスピードで成長中!

ご主人:間取りです。物理的に「ここが気に入っている」というより間取りです。凄く考えた分イメージ通りの間取りになりました。

奥様:本当にすごく考えて造ったんです。大工さんに造り付けてもらった棚や洗面所の棚などは、凄く使い勝手が良くて気に入っています。自分がサイズを測って計算して、「何センチがいい」と大工さんにお願いして造ってもらった分、思いが深いんです。収納がいたるところにあることも、とても良かったです。

ご主人:あえて挙げるなら広い小屋裏収納。あれはナイスな提案をいただいたと思います。それと1階の床がいい。ブラックウォールナットです。遊びに来た友達がよく床を褒めてくれるんです。

家を建てようと思ったのには、何かきっかけがありますか?

ご主人:きっかけは特にないです。阿久津社長と大学(九州大学大学院)で同級生だからじゃない?同級生じゃなかったら、そもそも家を建てようなんて考えてないです。建てることには正直、本気じゃなかった。マンションならいいかなぁ~と思っていたけど。

奥様:私は一軒家で育ったから、戸建て派!
一番大きな決め手は、この土地が見つかったことです。ここの前に見た土地は、古い家が建ち並ぶ中、一軒だけ新築というような所で、そういうのは嫌でした。周りの家が新しければ、私たちと同じ世代も多いでしょう?
以前の住まいにも近く、福岡市内だったこともポイントでしたね。それと仕事や帰省で飛行機を使うことが多いので、福岡空港まで徒歩でいけるというのも魅力でしたね。地下鉄に乗れば博多駅にも行きやすいですし。

ご主人:福岡空港の近くと言うと、みんな「エ~!」って驚くけど、超穴場ですよ。静かだし。

家を建てると決める前に土地が決まりました。建築を決め、進行する中で困ったことは何ですか?

ご主人:いつまでに、何を決めればいいのか分からなかったこと。阿久津社長に何度も聞いたよね。「コレ、まだ決めなくていいの?」って。

奥様:家づくりの雑誌等は見ていましたけど、どういう流れで進んでいくのとか、そういうことが本当にわからなかったです。
ハウスメーカーを回っていないので、他の会社がどうしているのかも知らないですし。

大手の場合は契約の前に全てを決めてスタートします。途中で変更が生じた場合、変更料が発生します。
福岡工務店の場合は、建築過程に沿って、例えば上棟の頃までに壁紙を決めるとか、「照明はいつまでに」というシステムにしています。建築会社としては契約前に全部決めた方が楽なんですが、お客様に満足いく家づくりをしていただきたいと考え、決めないところを残しています。
でもそれが分かりにくいというご指摘も頂いているので、改善していかなければならないとも思っています。

ご主人:でも、こっちから「これはどうするの?」と聞ける関係を築いていたので、その都度質問ができ、困ったことはなかったですね。

奥様:自分で考えて造ったことが、住み心地や使い勝手に繋がっていると思います。自分で考えたから気に入った場所が多いんです。悩みながら造ったから、ここが使いやすいんだな、とか…。今後、不便に思うところが出てきたとしても、自分が考えたんだからと納得して過ごせると思います。
でも、自分で考えなかった外構の部分は、私は後悔が多いんです。この付近の家は駐車場と庭が繋がっている設計が多いので、「庭の作りとはこれが普通なんだ」と思い、私もその提案を受け入れました。でも今になって「もう少し違うデザインを検討してもよかったのでは…」という気持ちになっています。

ダイニングスペースに置かれたこのテーブル、なんと三角形なんです! ごく自然に視線を合わせることができるため会話がしやすく、また何ともいえぬくつろぎ感がありました。

ダイニングスペースに置かれたこのテーブル、なんと三角形なんです! ごく自然に視線を合わせることができるため会話がしやすく、また何ともいえぬくつろぎ感がありました。

「こうしておけばよかった」という点は、他にありますか?

2階廊下はご主人の仕事スペース。 肘が当たらないよう、また当たっても痛くないように、天板に曲線を持たせ、更に丸くヤスリをかけています。もちろん大工さんのオリジナルです。

2階廊下はご主人の仕事スペース。
肘が当たらないよう、また当たっても痛くないように、
天板に曲線を持たせ、更に丸くヤスリをかけています。
もちろん大工さんのオリジナルです。

ご主人:2階に水道を付けなかったこと。2階はトイレだけで洗面台を作らなかったから、水が必要な時は、1階にわざわざ降りています。2階に加湿器を置いているんだけど、水を入れる為にわざわざ1階まで降りなきゃいけない。失敗したと思っています。1階と同じように、トイレとは別に、洗面台を造ればよかったです。

以前の住まいは賃貸マンションでしたが、住み心地の違いを教えてください。

奥様の作業コーナーは階段下を有効活用。左側がキッチン、手前がダイニングテーブルという、主婦動線にピッタリの場所です。

奥様の作業コーナーは階段下を有効活用。
左側がキッチン、手前がダイニングテーブルという、
主婦動線にピッタリの場所です。

奥様:以前のマンションは湿気がすごかったです。玄関周りは梅雨時期、水たまりかと思う位(笑)。この家は湿気が少なく、むしろ乾燥していますね。またマンションと違って、上の階とか、下の階とか、誰もいないから、音を気にすることもないですね…。
12月は東京の実家に帰っていたので、光熱費の違いはまだ分かりません。

ご主人:設置から3ヶ月後の発電・消費電力履歴を見た太陽光の設置業者からは、「予定通り順調に8年でペイできます」と言われました。太陽光を付けると節電したくなると思います。太陽光発電のモニターで発電量や消費電力を見ると、どれだけ使っているかが分かるから、自分一人のときはエアコンも節約しています。

そうそう、これは太陽光とは違う話だけど…、こんなに大きな吹き抜けがあるのに、リビングのエアコン1台で家全体が暖かいことには驚きました!

スタッフの対応についてお聞かせください。

実家から送ってもらった、奥様のお雛様。畳コーナーに飾ると…。ひな飾りの為に設計したかのように、見事に合っています。

実家から送ってもらった、奥様のお雛様。
畳コーナーに飾ると…。ひな飾りの為に設計したかのように、
見事に合っています。

奥様:大工さんは、ただ図面通りに造るだけだと思っていたのですが、私たちが現場を訪れた時に、その場でいろいろと提案してくれました。「2階のトイレの窓の位置が高すぎませんか?今なら変えられますよ」とか。大工さんは私たちの事を考えて造ってくれているんだと実感して、「ありがたいな」と思いました。

ご主人:樋渡現場監督は本当によくやってくれました。現場監督になってまだ1年と聞いていたから大丈夫かなと思っていたけど、軽快なフットワークでいろいろとカバーしてくれました。問題点や不満を伝えやすい人だったのも良かったです。

奥様:そこ!大事ですよね。伝えにくい人っていますよね。でも、自分たちの家だから後悔したくないと思って「これはどうなのかな?」と言いたくなります。話しやすいというのはとてもいいこと。相談しやすかったです。
インテリアコーディネーターの小田さんは、“予算内で私がイメージするものを“、とても真剣に考えてくれました。イメージするものをすぐにわかってくれたから、伝えやすかったです。イメージってなかなか伝わりにくいですよね。

ご主人:設計士に関しても、同じようにイメージをわかってくれました。こちらが話すことをすぐに理解してくれました。若い設計士だから、こちらのイメージを“感覚で”理解できたのだと思います。
融資関連は占部さんと梶原さん(住宅ローン取扱業務会社)がやってくれたけど、私の勤務先近くの喫茶店に出向いてくれるなど、臨機応変な対応が良かったです。特に梶原さんは、金額に対する私の細かい質問の一つ一つに答えてくれ、悪かった点が全くなかったですよ。

『建築現場リポート』ブログは役に立ちましたか?

奥様:私たちはすぐ近くに住んでいたから頻繁に現場に通うことができたけど、遠方にいて見に来られない両親が喜んでいました。私の父も家を建てる仕事をしているので、「こんなことをしている会社はなかなかないよ」と言っていました。

ご主人:建築中の人は福岡工務店のホームページを結構見ていると思います。ウチもそうでした。

奥様:他のお宅が参考になるんです。「この壁紙、いいね」とか「こだわってるね」とか、見ていて面白かったです。

福岡工務店の対応で悪かった点を教えてください。

ご主人:さっきも言ったけど、「いつまでに決める」というスケジュールがわからなかったこと。「じゃあ、変更しましょうか」といってくれるから、まだ変更ができるのかと思って変更をお願いしたら「もう無理です」と言われたり。期限が曖昧でした。

太陽光のこともそうです。設置することを早めに伝えないと配管を壁の内側に通すことができず、外配線になり建物外部に配線のカバーが見えてしまうということを、家が建った後に教えられました。「エッ、なんで先に言ってくれないの?配管は見えない方が言いにきまってるじゃないか」と思いましたね。しかも最初から「太陽光を載せる」と伝えていたにも関わらず。だから更によくない対応だったと言えます。

奥様:やはり外構のこと。「こうしたい」というイメージがこちらになかったので、もっと提案して欲しかったです。もっとアイデアを出して頂いていたら、もう少し納得のいく外構が出来ていたと思います。こちらの勉強不足もありますけど…。外構は直せないから。

ご主人:外構は本当に提案が少なかったですね。打ち合わせは1回で終わっちゃったし。

床材だけでなく壁紙も斬新で、完成見学会の時、来場者に大評判でした。色使いや間取り等はどのようにして勉強されたのですか?

ご主人の腰痛対策の為に天井に設置した、ぶら下がり用の“取っ手”。イオリちゃんのブランコになりました!

ご主人の腰痛対策の為に天井に設置した、
ぶら下がり用の“取っ手”。
イオリちゃんのブランコになりました!

ご主人:勉強は特に何もしていないですよ。東南アジアに旅行に行った時の、ホテルとかデザインが好きだったんで取り入れました。濃い色、アジアンが好きだっただけ。

奥様:間取りは私が考えました。色はあまり気にしてなかったから、壁紙やカーテン、色合い等は主人が考えました。キッチンやお風呂の色も主人が。お互いに興味が別々のところにあり分担ができたから、もめることもなくすごく良かったのかも。もしクロスに対してどちらもこだわりがなかったら、決めるのにすごく悩んだかもしれませんね。ウチは「金」「赤」「紫」と、すぐに決まりました!

これから建てようと考えている方に、アドバイスはありますか?

奥様:住宅展示場ではなく、実際に住んでいる一般の住宅を見せてもらうといいですよ。建てようとする家と同じくらいの大きさの家がいいと思います。そうすると外構などのイメージがより具体的になります。完成してみないと、「ウッドデッキはこれくらいの広さなんだ」と行った、大きさの感覚はわからないですから。

ご主人:玄関を引き戸にして本当によかったと思うのでオススメです。気密の面から考えると福岡工務店はオススメしないだろうけど…。引き戸にしたのは、あまりに気密値が高すぎてドアが開けにくい家があったと聞いたからですが、引き戸にしても素晴らしい気密値を出していましたよ。 ※気密値は「0.1」でした

奥様:福岡工務店ではない会社の宿泊体験をしました。福岡工務店で建築を検討されている方はやってみてはいかがですか?

ご主人:阿久津社長からの「ウチと同じような性能の建築会社で、宿泊体験をしてみたら?」という提案だったんです。実際に止まってみて、本当に性能のよさが実感できました。福岡工務店での建築予定の人には、この方法はオススメですね。ただ、出来ればそろそろ自分の会社に体験施設があった方がいいと思いますよ(笑)。

茶系でコーディネートした室内は夕暮れ時、シックな雰囲気が漂います。

茶系でコーディネートした室内は夕暮れ時、シックな雰囲気が漂います。

この家の施工の流れを見たい方はコチラ(建築現場レポート)

更新日時 
2017年10月8日
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